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「ファンニャー死ぬな」 「ごめん・・・私はもうだめ・・・ダンナーザを・・・よろし・・く・・・」 「ファンニャー」 「あ・・・そう・・つかんだわ・・・秘密を・・・ダンナーザは・・」 そういうとファンニャーは戦線から離脱した・・・肉体はどこかにてレポートしたようだすると懐かしい声 「私はチュラミア・・・覚えてますか?ファンニャーは私の元で養生します・・・しばらく戦うのは無理でしょう」 「なんてことだ」 「力は引き継ぐとよいでしょう・・・なにかあるとアドバイスはしてあげたいらしいぞ」 そしてエリアセスにジョブチェンジ能力が引き継がれた・・・ 「これですっぴんともおさらばね」 悲しみの中世界は崩壊した・・・ 一方・・・暗闇のしろ・・・ 「魔界マミトゥリブルパ将軍お帰りなさいませ」 「デンジャラス将軍か、留守番ご苦労・・・下がってよいぞさて・・・大空海獣デスイルカオブはどこだ?」 「はっここに・・・」 「ボムベロスめ・・・失態を犯して失敗しおった・・お前は失敗するなよ・・ベリュルを殺すのだ」 そしてベリュルたちが気づくと・・・天空の世界・・・ジェットバイクで行き来し、都市に近く空の世界・・・ 「ファンニャーはここにダンナーザを助けろといってたな・・」 「拙者・・思い当たるふしが・・・ココに・・・おぬしの・・・」 そしてジャッカルソードは去っていった・・・ここにベリュルの・・・ダンナーザの・・・ 第173話 144 名前: ◆EreM42GXZo 04/12/29 21 20 15 ID UtaJQabO 町のパブで話を聞くと、どうやらここに配置された新しい将軍はとてつもなく残虐らしい 「くっアブソ身を隠し力たくわえ汚い奴」 すると、店の外で誰かが倒れてると騒ぎいくとジャッカルソード血ばかり 「すまぬ・・・不覚だ・・・だが・・・奴の秘密をつかんだぞ・・・」 「よくやった!でもしっかりしろ」 「く・・・キーワードは・・・K・・・S・・・・だ・・・・」 そういうとジャッカルソードは死に絶えた・・・ 「・・・お主の生みの父親が雲の樹海の奥に住んでいる・・・会え・・・会うのだ・・・育ての親はダンガデスグランドだが」 そしてバイクで雲に突っ込み、雲の樹海を抜け、雲巨人エアークラウドを倒すとベリュルの生み父の住む小屋・・・」 「お前が私の生みの息子のベリュルか・・・立派になったものだ・・・だがお前は宿命なのだこれからも頑張れ」 そして別れ、敵の将軍のいるという城に乗り込みたいが、厚い雲に囲まれ乗り込めない・・・ 「私が送ってあげましょうゲッゲッゲッ」 「空飛ぶイルカ、助かるぜ」 そして乗るが・・・イルカは方向が別のところに・・・ 「どこにいくぜ・・・」 そして人気のいない広い場所に着くと本性を表した 「ゲッゲッゲッココでお前らを振り落とせば落ちて死ぬ・・・ゲッゲッゲッ」 「だましたな・・・うわあ・・・落ちていく・・・」 駄目かと思われたが竜巻に巻き込まれなんと雲の中の城に乗り込めた・・・ 一方暗闇の城・・・ 「大空海獣デスオブイルカ、しくじったな・・ダンナーザ・・いや、バンマーナ・・・どういうつもりだ・・で、おまえの処遇」 「お許し」 「次はないぞ、必ず殺せ」 「はっ我に策アリ」 ベリュル目が覚め城の中・・生きながらえたようだすると美しく透き通る冷たい声 「ベリュル・・・ヨクきたわね・・・」 「だ・・ダンナーザ敵の将軍になりさがってるとはでも何で助けてくれたの」 「それは・・ベリュル・・私を助けて・・そうではなく、お前は私がじきじきに殺してやる」 「そうはいかないのだぜ」 広い広い雲の中の城・・・中庭アリ・・・神殿アリ・・・宿屋アリ・・・ ダンナーザの元にたどり着けるのだろうか・・・城の迷い・・・ 第174話(前編) 198 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/01 19 47 11 ID ybaVJtSI 宿屋を見つけ、とまり、セーブし万全に整うのだがつらいというのが、そこの雑魚は、エクスデスゾンビ、エクスオールプロトタイプ、エクスレイズブロスなど強敵ばかりでボス並み 「こりゃ進むのも勧めない強さだぜ・・・」 そしてダンナーザの間の前を門番・・・ 「俺たちは美しき白鳥、ダンナーザ様を守る門番ゴワダイダャ、そしてエンペラーモンスターだ!」 二人がかりででかく、コンビ技ダブルラリアットを食らうと、8000ダメージの上、毒、麻痺、戦闘不能、石化、カエルだがナントカ倒した そして・・・ダンナーザの間に乗り込むと涙を流すダンナーザ 「ベリュル・・・貴方を待ってた・・・助けて・・いいえ、死んで・・・私を倒して・・いいえ、貴方が倒れて」 「こっこれは!ダンナーザの髪の毛が邪悪に染まっていく!」 「ハハハ、ついにこの美しい肉体を手に入れた!わたしはバンマーナ!」 「お前はバンマーナだと!?何者だ!」 「わたしは バンマーナ」 「くっ一体何をした」 「長年かけてついに手に入れた・・・私はのろわれし女!さあ何はともかく、死ね」 なんと1ターン4回攻撃でやばく、ミダレ打ちアリケアルガアリ、ドレインアリ、さらにはフレア、召還までするがナントカ倒した 「くっ・・己・・・ベリュルめ・・・なんという強さ・・・今のうちに・・・目を刈り取って・・おか・・・ね・・・ば・・・な・・ら・・・な・・・・い・・」 「ナンノためだ!」 「お・・・・ま・・・え・・・は・・・あ・・・・か・・・・・・・・・の・・・・・・ッ・・・・の・・・・で・・・が・・・」 そういうと息絶えて死んで、髪の毛が元の美しい髪の毛の金色に戻った・・ 「ダンナーザ!」 「まだ生きてるわ!ダンナーザはまだ生きてるわ!死んでない、息があるわ!」 とりあえず皆で抱きかかえ連れて行くが浮遊城はその力を失い墜落を開始したが、突如ダンナーザの翼に羽が生えて ゆっくりベリュルたちはダンナーザの光の翼に支えられてなんとかゆっくり地上に落下した 「ダンナーザしっかりせい」 「ベリュル・・・ありがとう・・・また・・・旅が出来る」 死んでるが、アレイズで復活するので仲間になった 第174話(後編) 200 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/01 19 48 43 ID ybaVJtSI 「でも一体どういうことなの」 「わたしは、実はこの世界の人間じゃなくて、生まれたときからベリュルを守る役目なの」 「何者」 「わたしは、この世界ではなく、違う世界の人間・・・今は言えないけど」 「今はいえなくてもいいぜ」 ダンナーザは復活したがレベルはまだ分かれたときのまま低く、武器とかは強いのを持ってるのでそれでしばらくカバー 「実はファンニャー姉さんは仮のお姉さんなのこの世界では」 「へえ」 「まあともあれ許せないので、奴らを追うぞ!」 世界は崩壊した・・・ 所変わって暗黒城 「デスオブイルカめ・・・失敗しおって・・・次は誰が・・・」 「私にお任せを」 周囲がどよめいた 「お・・・おまえが・・・お前が行くほどのことはあるまい・・!」 「いえ・・・ベリュルは・・・私の仇・・・是所・・・」 「そうか・・それは頼もしい・・・ではいけ!軟体人間ジュエルプリーズ!」 そういうとジュエルプリーズは液体となり期待となり姿を消した・・・ そして新たな世界に着いた 「まずは手がかりを探しましょう」 宿屋に行くと、そいつの名前は地獄のバスとよばれているらしい 「強いのかね」 強いのだろうか・・ 第175話 217 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/02 12 04 40 ID gkNyeYW+ 「情報を集めに図書館に行こう、あっ図書館行きのバスが来た、すみませんこれ図書館行きですか運転手さん」 「・・・そうですよ・・・これは・・・図書館に行きますよ・・・」 「顔が青白いのだが・・大丈夫だろうか・・この人」 乗ってしばらくすると辺りが薄暗くなり森の中・・ 「様子が変よ・・・!運転手さん、止めて!これはどこに行くのだ!」 「ようこそ・・・地獄のバスツアーへ・・・これは・・・病院にいきますよ・・・地獄の病院に・・」 キュキュとバスが止まると病院の前・・・くらい・・・電気もついてない 「おい、引き返して!あっ運転手がいない・・あるのは子供の死体だけだ・・・あっ首に鈴がついてる」 持って行き、病院に入ると・・・何もいないが、病室に入ると普通に電気がついていて、患者さんがいた 「普通に人がいる普通の病院なんだ、よかった」 「そうですよ、私たちは普通の患者です」 そして部屋を出て、ふと後ろを振り返ると・・・誰もいない・・暗闇の部屋 「怖いよ・・・俺は駄目だ・・・助けて・・もしかしてワナなのか」 「良くぞ見破ったな・・!」 辺りの霧が晴れるとタダの台地・・・目の前には大きなバスがしゃべる 「その鈴を鳴らしてみたらどうだ?」 先ほど手に入れた鈴を鳴らすと、バスの封印がとけ・・・巨大な大魔神に変身した! 「封印をといてくれて感謝するぞ・・私は地獄のバスと呼ばれるが、元々世界支配」 「くっ騙された!」 ナントカ倒すが、その巨体がベリュルたちに飛び込む・・・! 「うわあああ潰される!」 ふと気づくと・・・宿屋のベッドの上・・・ 「ベリュル、大丈夫?うなされてたみたいだけど・・・」 「・・夢かあ・・」 すると宿屋を出て行く一人の男・・こいつこそが本当の地獄のバスで夢を恐ろしく精神が破壊・・ (くっくっくっベリュルめ運のいい目の覚め方・・だが次は死ね) 「ところでダンナーザ背中見せて」 背中を見せてもらうが・・翼はない 「あれは光の翼・・・必要なときに救うので今はないの」 とりあえずこの世界の探索が始まったが・・・ニタリと笑う人影・・・男・・見た事のある・・ 第176話 244 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/03 13 21 13 ID tc5rwvet とりあえず城があったので入ってみると王様 「良くきてくれた暁の戦士等よ・・・実は、姫が大魔王ギャンギャギャラゲ・ヘルメタルにさらわれたのだ助けてくれ」 「なんか普通」 「普通とは何事か、そなたらには普通でもわしらにとっては姫なのじゃ!さあ助けよ褒美は思いのままじゃ」 4つの宝を集め鍵をつくりボスの城に乗り込みボス 「ハハハ・・・姫は預かった倒してほしくばわしを倒すがよい」 大魔王ギャンギャギャラゲを恐ろしく強く、あらゆる攻撃だがナントカ倒したが・・ 「さすがは暁の戦士・・わしも真の力を出すときが来たようだな・・・」 そして大魔王ギャンギャギャラゲ・フルメタルへ変身し、鋼鉄の体へと!ナントカ倒したが・・ 「ナルホド・・・お前たちを見くびっていたわではわしの正体を明かすときが来た・・・思い知って死ね!」 大魔王ギャンギャギャラゲは正体をあらわした・・そのスガタはまさにカマキリといえる恐ろしい体・・・ 鎌攻撃は絶対死ぬのでやばく、そのほかにも色々強いが炎に弱くナントカとか倒したが、やられたら最初から 「おのれ姫はあそこにいるぞ・・・ぐわあ」 「姫、助けに参りました」 「ありがとう・・・フフ騙されたわね、私は真の魔王だ姫は元々さらっておらん!おびき寄せたので死ね!」 「くっ騙された・・・こっこいつは真魔王フェディラダスィト!」 究極フレアや、4倍速メテオ、3倍返しリフレクなど使うがナントカ倒した・・・ 「王様、姫は元々さらわれていないそうだ」 「姫は部屋にいたのでよくやった暁の戦士たちよ褒美はオーブポイント1」 貰い、世界は崩壊した・・・・ 気づくと新しい世界・・・ だが、後からダンナーザが剣を持ってベリュルの心臓を一つき 「ゴウッ」 「ベリュル・・・御免・・・許して・・・・でも・・・好きなの・・・」 ベリュルは息絶え目の前は真っ暗になった・・・ そして世界が揺れた・・・いや体が揺れた、そうではない、揺らされたのだ 「ベリュルおきて、朝よ」 「はっ夢かずいぶんうなされたみたいだったが何か最近の悪夢の多さだぜ・・・」 (死ぬ直前で目が覚めたか・・だが次はそうは行かん) それはそうと、新たな世界の探索が始まった・・・ 第177話 274 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/04 19 39 46 ID nY9Y4ALd さて、世界探索モンスター戦う 「くっ武器攻撃が全く聞かない!その上、常にリフレクなので魔法も反射される!」 「それだけじゃないわ、あのリフレクは特別で、こちらがリフレクして跳ね返した魔法もはねかいしてくるリフレクよ」 仕方なく逃げて町にたどり着くと謎は解けた 「皆魔法剣士だ、そうか、武器は駄目だけど魔法剣がかかった状態だけダメージが与えられるので皆魔法剣士になろう」 合戦が起こってみんな魔法防御なのだ・・・ 「強制的に魔法剣士になるのもどうかと思うが、この際仕方ない」 支配者の名前はザラゲメッシュなんとあのギルガメッシュの兄なのだが、兄の恨みでベリュルを付けねらう そして魔法剣試練洞窟でアイテムを集め、ベークバーコン城に乗り込みボスの部屋・・・ 「待っていたぞベリュル・・・魔法剣士最強の使い手は私だ・・・お前たちを倒してナンバーワンの私・・・」 あっさりボスが戦魔法剣メガフレアで攻撃力+100だし、魔法剣ドレインで回復しまくりだし、 魔法剣ディスペルでこちらの魔法剣を解くし・・・さらにミダレ打ちも習得しており被害も甚大 「かなわぬ・・この男にはかなわぬ夢か・・」 だがナントカ倒すが、死ぬ直前に魔法剣デスミダレうちをしてきて、運が悪いと(全員にヒットしてしまうと)絶対全滅だがナントカたおした・・ 「あられもない強敵だった・・・あっ魔法剣アルテマを手に入れたぞ」 極悪な魔法剣だが、アビリティ魔法剣アルテマを覚えないと使えないので当分使えない 世界は崩壊した・・・ ふと目が覚めると・・・ベリュル一人・・・だが・・・ソコハ死者の国・・・恐ろしいうめき声と、低音だけの恐ろしい音楽・・ 「た・・助けてくれ・・俺は・・駄目なんだ・・・」 「ヒッヒッヒ夢の世界へ用こそ、ベリュル君・・・」 「きっきさまは地獄のバスこと悪魔のヘルバス・・・貴様の俺の夢の中に閉じ込めたのか!」 「君は一人夢の世界・・君が死んだら次はダンナーザという順番・・・ヒッヒッヒ」 「くっ夢だとわかっていても夢から目がさめない恐ろしさ」 「ヒッヒッヒ・・・だが君は夢の中で実力は1/10になっている・・ヒッヒッヒ・・たどり着けるかな・・・私の元に・・ヒッヒヒ・・・」 どうしたらよいのだろうか・・ 第178話 289 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/05 20 35 42 ID Yon7TI+x 恐る恐る歩いていると人 「生きてますか」 返事はない・・・死体のようだ・・・だが、次の瞬間・・ 「ギャラアアアアアア」 と死体が叫び声をあげ立ち上がる・・・ベリュルは腰を抜かし、必死に逃げた 「た助けて誰か誰か誰か誰か!駄目だ・・」 追っては来ないようだ・・・すると足元でやわらかく、みると・・大量の死体・・・すべての死体がベリュルを見つめ、笑う・・「ぎゃあーーーー!!助けて・・!何で俺がこんな目に・・!怖い怖い怖い」 「ベリュルしっかり・・・」 優しい光り輝きし目の前に現れし・・・ ヴィーナスとアルテミスとアテナ、ヴィーナスは魔法、回復魔法、アルテミスは弓、アテナは武器 「しっかりしなさい、ココで死んだら貴方は死ぬのよ・・・私たちも力を貸すので生きましょう」 遠くでヘルバス・・(チッペンダントから精神とは・・だがまとめて死なす) そして死者の町で宿を取りヘル山に向かう・・血の海をこえ針の山を越え・・ ついたところは死者の墓場・・そしてそこの墓の中どれかにヘルバス 「フフフ・・・来たか・・ココは夢の世界で私は夢でお前も夢だが私は実体お前は死ね」 こちらのステータスは1/10だがヴィーナスたちは強く助けてもらいナントカ倒したベリュルが死ぬとゲームオーバー 「オオオ・・・夢の世界だが私は実態なので私は夢の中で死ぬ・・オオオ」 「天罰だぜ」 「だが・・・貴様らは夢から目が覚めても覚えていないだろうオオオ・・・・」 ふと目が覚めると宿屋の中でダンナーザ 「目が覚めたのね・・・ずっと眠ってたから何かあったのかと思ったわ、3日も眠りすぎよ」 「あーあ・・・よく寝た・・・なんだか疲れてるな」 「ベリュは寝すぎよ・・・アハハ・・」 「そうだな、ハハハ」 「さ、行きましょこの世界で・・あら、玄関で誰か死んでるわ、何ナノかしらね」 「本当だ、見覚えがあるような・・・まあいいか、さあこの世界の冒険」 この世界のたびが始まった・・・いっぽう暗黒城は静まり返る・・ 第179話 322 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/06 20 38 20 ID CW5PnINb 伝説の武器屋にいくと 「最後の一本ですがこれあげます」 ガラスの剣を貰った・・・なんとこれは一回で壊れるが必ず9999という恐ろしい だがその後、武器屋謎の死遂げた・・・すると、ベリュルはつまずいた 「なんだ・・・あっ今人間がどろどろ」 「何言ってるのよ」 この世界5つの取りであり、それぞれにバンバス、ベラムチェチュ、カカ、ピピャムング、ゼットバリアーが守っている 全員HP9999でだが、恐ろしく強く防御も強くガラスの剣の使いどころに悩む だが、ヒントもないのだが、最後のゼットバリアーには1しか与えられず、4人目までに使ってないと損するのだ 5人目を倒したら自動的に割れるので、持っていこうとしても無駄 5つの砦を越え、ついにマジファンヤの公園にたどり着いた・・・ 「いるのはわかっているのだぞ、さあ出て来い」 「ゲヒヒヒ・・・ニュルニュル・・・」 「くっ地面からわいてきたぞあっこいつは軟体人間ジュエルプリーズ!」 戦うがやわらかくよけるしダメージも与えづらいがナントカ倒した・・だが・・・ 「ゲヒヒヒ・・・真の姿を見よ・・液体から気体・・・どうだ気体の貫通で死ね」 気体だが、魔法も武器攻撃も何もかも与えられないが、マスターブリザドオーロラのみやると固まるのでナントカ倒せた そして世界は崩壊した・・・ガラスのようにギラギラと・・・ 暗黒魔城 「所詮軟体人間ジュエルプリーズは己の力を過信した隙みせ・・・次はだれが」 「俺が行こう・・・」 「き・・巨大な体・・恐ろしい腕・きっ貴様は・・・そうか、貴様が行ってくれるかハハハ手加減してやれよ」 「御衣に・・・この腕力大王ジャックフィウサホウにお任せ・・・」 一方ベリュルたちは目を覚ました・・・ 「ここは・・・私の故郷・・・」 「エリアセス・・・しかしココは・・・惑星デス・・ハイキョ星・・放射能・・」 どうやってこれから生き延びたらいいのか・・・ 第180話 342 名前: ◆EreM42GXZo 05/01/07 20 45 28 ID P8Sd73+g 新たな世界だが平和・・・だがハイキョの町で話を聞くと大段山山の上に極めたという・・・いくと 「我が名は仙人キリュウノモノ・・・見よこの景色美しいとは思わんか・・・」 「おお綺麗だぜ山々から霧の遠くまでだぜ!ハイキョだが」 「我が詩を聞くがよい・・我が空蝉は霧のごとく魂霧の御岳なむ至極これ楽しむからべず」 「おお」 「続きじゃ・・ココにヒントらしいが・・・燃ゆる海より生みだされ膿を灰の肺より杯くむ胚からず・・」 「何の事だろう・・・」 「自分で謎を解き全てを見るがよい」 町に戻るとメリアナニー 「わかったわ!ここの北にある、燃ゆる海から生み出される膿を、灰の肺・・タバコを吸う人」 「そうか、その人が聖杯から胚を汲むという事か」 さらに調べると燃ゆる海はファイアー汚染海で、生み出される膿はダークマター 「タバコを吸う人は・・あっこの町の町長がタバコ好き聖杯は聖杯の洞窟に隠されてるのね」 取りに行き 「正解じゃこれをやろう」 オーブポイント1もらい世界は崩壊した・・・ 気づくと新しい世界・・ 「久々のイーストワールドだ・・・ココは俺が小さいとき少し住んでた・・」 「ベリュル久しぶりだな」 「おっお前はノムラ!俺の親友!」 「助けてくれベリュルいまこの世界は恐ろしい腕力の支配・・」 そう・・腕力大王がこの世界でベリュルを待ち受ける・・・力255の恐怖・・・ 次 第181話~第190話
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【名前】シドルファス・オルランドゥ 【作品名】ファイナルファンタジータクティクス 【年齢】 【性別】 【外見】 【性能】 【所有剣】 【特殊能力】 【性格】 【詳細】
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▽タグ一覧 ファイルファンタジアとは、メイドウィン小説に登場する用語でありゲームソフトである。 リアルワールドには存在しない作品。 ジャンルは全てRPGで全部で40シリーズもある超大作。 通称『FF』 某作品とは関係ない、本当に関係ない。 『ファイル』とあるようにゲーム内はファンタジーでありながら近未来的な要素があり、2つの要素が綺麗に積み重なっている さて本題に移ろう このファイルファンタジアというシリーズは、時空においても類を見ない程の最悪のクソゲー作品なのだ しかも1から40まで全部クソ、その作品特有のクソ要素まで存在する役満モノである 作中で登場したのは16と21のみだが、それ以外もとにかく酷い 大まかな問題点 ①作品の売りであるファイルが役に立たない ファイルはゲーム内で魔法代わりに使用できるが、強力なものは解凍するのに何ターンも掛かってしまう 解凍する時間で通常攻撃を連発した方が早く終わる 解凍が必要ないファイルは固定ダメージで中盤以降は使い物にならないため結果的にファイルを使う必要性が無くなってしまう ②イライラするラスボス戦 ラスボスはシリーズごとに様々な種類が存在し、様々な技を使うがそのどれもがプレイヤーの神経を狂わせるような物ばかり 作中で出てきたものでも 7『本体に他作品のデータが入ってるいると無敵になる』 11『自分以外のゲームのデータを勝手に削除する』 16『ウイルスを入れる技で本当にゲーム機内にウイルスを流してくる』 と何故かゲームに関係ないところに関わる攻撃をしてくる、16に至ってはただのサイバー攻撃である ③手抜き制作 実は3以降は大部分のデータを使いまわして3日に1日のペースで新作を作った、思いっきり手抜き作品。 制作陣は3から40まで一気に作ってゲーム店内を圧迫することで『塵も積もれば山となる作戦』を決行したという 当然ながら売れることなく返品されるどころか賠償金を請求され、3から40合わせて膨大な額となって会社が倒産するという残当な末路を迎えてしまった ④パクリ 上記の略称を見てわかる通りタイトルは完全にファイナルファンタジーのパクリ 最初の1と2の内容はドラゴンキングに支配された世界を救う普通のファンタジーとまんまドラゴンクエスト、その他にもパクリネタが数多くある 1番酷いのが21で、FFドラクエポケモンに加え数多くの時空の名作RPG主人公によく似た悪役を倒していくというどっかのチートなスレイヤーじみた内容をしている と、数多くのクソ要素を抱えており『クソゲー界のたくっちスノー』『何のために作られたのか何も分からないゲーム』等と散々な言われようとなった メイドウィン小説におけるFF マリオと彩月のクソゲー日記で登場 マリオたちは16と21をプレイ、彩月は殆どプレイしていたらしい ちなみに、18はあまりにクソすぎて人間が触れてはならない作品らしい。 名前 コメント
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◆EreM42GXZo 2005/04/18(月) 21 12 07 ID 9lhaDBO1 乗り込むが・・中は死臭漂う・・・ 「死臭漂うぜ・・・一体この艦は・・・あっひとがいるこんにちはここはどこですか」 「・・・・・」 「おい返事しろよ・・・うあ!」 襲ってきたのだゾンビなのだHP15万もある雑魚なのだ防御などは0だが死んでいるのでなかなか死なない 「はぁはぁナントカ倒したが・・・なんだこりゃあっ!」 「・・・・ヒヒヒ・・・肉・・・血・・・骨・・・」 「まだ生きてるぜ逃げろ!」 逃げるのだが追っては来ない 「はぁはぁなんてやつらだそうだ司令官を倒すのだ」 だが迷いまくり・・・ゾンビだらけの戦艦でただごとではない・・・ 「なんだよこいつら・・・おっ宿屋まであるぞ泊めてくださいいくらですか」 「・・・貴方の命が料金です・・・」 焦って逃げて四苦八苦の吸え司令官の部屋にたどり着いた・・・ 「死んでいる・・・遅かったか・・・骸骨だけになってる・・・」 「・・・・そう、死んでいるのだよ君も死ぬのだよ」 「うわあ生きてる!」 「いや、死んでいるのだよフッフッフ、ワタシノ名前は歳々斎(サイサイサイ)」 「くっいったい俺に何のようだ!」 「死は永遠、死は快楽、君にも死を永遠に一緒に味わおうと思ったんだ」 「くっごめんだぜ!死んでは浮かばれないぜ!」 「ハッハッハ死装束は何がいい?ともかく死ね」 とてつもない不気味なオンガクで、麻痺毒眠り石化同時でHP藻目茶苦茶だがナントカ倒した・・ 「もう終わりかい?」 何度も襲ってくるが、実はフェニックスの尾またはレイズでイベントが終わるのだそれまで永遠ループ 「ふう・・・こんな弱点があるとは・・腐ってもゾンビというわけか・・・」 ふと気づくと亜宙を進んでいた・・・ 「さあいよいよ中心に来たぞ・・・あっ大陸が左右に一個ずつある!どちらかが偽物でカモフラージュか!」 「どちらからいく?」 「右だ!」 偽物だった・・・ 第283話 186 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/19(火) 19 59 28 ID A8xxBeWR 「平和」 平和なのだ 「おかしい、敵の本拠地なのに花は裂き、小鳥は歌う・・・」 「ありえないわね」 すると一人の人が歩いてきたがこけそうになった 「大丈夫ですか」 「我々は義宙人です、義に厚いから義宙人・・・お礼に教えましょう・・ここは偽物です・・」 「そうだったとは・・・感謝するぜ!」 「そろそろ戦うの疲れてきたな・・・飽きてきたしいつが真の平和なのだ?」 「弱音吐かないで!私達がいるじゃない!」 「頑張るぜ!」 すると、一人のぐんじょう色の他宙人が襲ってきた・・・ 「こっこいつ何者だ?倒せとりあえず」 意外とあっけなく倒し、謎の他宙人は粉となってあたりに消し飛んだ・・・ 「いわゆる粉々だぜ」 「私たち強くなりすぎたのかしら・・・」 「無敵だぜ!」 「過信は禁物よ」 そして騙されたので碇に撃ち振るえ、反対側の大陸に船で渡りなおした 「なんということだ・・これが亜宙の中心・・荒れ放題だぜ」 「メスズの圧制ね・・人々をむしりとり、優雅なのね・・・」 「俺の宙を!ユルセナイゼ、奴から必ず取り戻すぜ!」 だがそこに襲い掛かる亜宙特捜隊・・・ 「ベリュルを発見したぞ!メスズ様の命は絶対に死ね!ベリュルを殺せ!} 「くっメスズめ・・突破しメスズなのだ!」 メスズはいずこ・・・ 第284話 198 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/20(水) 20 02 29 ID t/DsUbGH 「メスズが・・・ここをこんなに・・絶対に許せんぜ!」 「ハイキョもいいとこだわ!一部無事なところもあるけど、絶対に!」 宿に止まり、いよいよ侵略を開始した 「くっ特捜隊が襲ってくるぜ!」 特捜魔道、特捜戦士、特捜刑事、特捜モンクなど、兵隊ばかり 「あの中心の協会が怪しいぜ!」 迷路のような街路を抜け、白い教会の中・・・中には一人のシスターが・・ 「おめがメスズか!命で償ってもらうぜ!」 「ホホホ・・・・そなたにわらわを倒すのは無理じゃえ・・・」 「何を!やってみなくちゃ倒せないぜ!} 「ホホホ・・・仕方ありません、黄泉の国へゴショウタイしましょう」 デスシスターだが、恐ろしく強く、死の洗礼、死の祈り、悪魔の呼びなど直接攻撃はないが激強だがナントカ倒した・・・ 「どうだ!命で償ってもらうぜ!これで平和だ・・・」 「ホホホ・・・騙されたわね・・」 するとシスターは見たことある姿に変身した 「きっきさまはさっきの義宙人じゃないですか、どうしたんですか」 「ハハハ、実はこちらが偽物だったのだあちらは偽物に偽装した本物!」 「くっそうだったとは!まるで義宙人でなく偽宙人だぜ!」 「ハハハばれたか、そう我々は偽宙人騙すのが仕事」 「そうだったとは・・・いぱぴくわされたぜ!こんな事をしている場合ではない!」 「そうよ、急いでもう片方の大陸に戻りましょう!!」 ふと気づくとさきほどの大陸に戻っていた・・ 「やはり小鳥が歌っている・・・くっこれは幻覚ではないのか」 「おそらく幻覚の皮をかぶった本拠地なのよ幻覚をやぶかないと・・」 するとメリアナニー 「見える・・見えるわ・・!ここの本当の姿が・・!えいや」 メリアナニーが気合を入れるとページがめくれるように景色が吹き飛び現れたのは・・・ 「こっここが真の亜宙中心デスクルシア!むぅ、このまがまがしさはイッタイこここそ!」 メスズ・・・ 第285話 217 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/21(木) 20 14 43 ID bBUTF9hr しかしやっぱり荒れていた・・・ 「ムー・・フー・・・命で償ってもらうぜ!」 「ベリュル、落ち着いてどうしたの」 「俺の生まれ故郷なんだぜこんなにしやがって」 「わかってるわ、でもあなたは私たちのベリュルじゃない」 「そうなんだけど、ユルセナイゼメスズは」 「私だって許せないわ」 「ごめんね、落ち着いたよ」 気を取り直し禍々大陸を突き進んでいった・・・ 「モホルタウンで休み・・・いよいよメスズのいる城に乗り込むぜ!」 「道のりは険しいわ、デンデス山脈の頂上よ・・・」 「地道い登っていくぜ・・・あそここそ俺の本当の家・・・」 「あそこがベリュルの・・・」 「ユルセナイゼ・・絶対命は奪うぜ!」 「その意気よ」 そしてデンデス山脈・・・やはり並大抵の要塞ではなく自然の要塞 「くっ束縛の女神、悪意のスロットマシン、ド・ラゴン、増殖ウィルスなど危険なモンスターが多いぜ!」 「これじゃコテージ無しにボスまでたどり着くのは不可能ね・・・!」 コテージを駆使し、5つあるセーブポイントを踏破し、イヨイヨ出口というところ・・・ 「ドガァァドガガグォォォ」 「なっなんだこの地響きのような叫び声とは!」 ドゥドドゥと地面が揺れ・・いや天井がわれ、それは落ちてきたのだ 「こっこいつはア・マンデス・グリギュラ!牛の巨大な化け物!」 HPが507万あり、冗談じゃない長期戦になるが、意外やブレイクやカトプレパスで一発知らなきゃ大損ナントカたおした 「ふう・・・さあイヨイヨ乗り込むぜ・・・メスズ・・・絶対許せないので命を貰うのだ!」 ふと気づくとメスズの城・・・元々はベキャッスルと呼ばれいた城だ・・ 「壁は裂け、水浸しに死臭漂い絶対にユルセナイゼ!」 ベリュルの恨みは著うってに達しようとしていたのだろうか 第286話 237 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/22(金) 19 40 47 ID OQZzhFLp 入ったと同時にボスが3人同時に襲いかかってきた 「我らに勝てないようではココから裂き進んでも無駄だ!」 余りにも弱いパーティーはここで淘汰されるので鍛えよう 「くっ不自由な女神、砂フィンクス、ダヘンジョ・モロ!どれも地球上のシンボルだが・・!」 「まっまさかあなたたちは地球の伝説の元になった人物!?」 「そのとおり、昔地球に行った事がある・・知恵を授けたのも我ら」 「くっ知恵を越えゆる知恵というわけか!だが負けぬぜ」 不自由な女神だけレベル5ですが聞くのでそれを使っても目茶苦茶だがナントカ倒した・・・ 「困難のすえ・・・ラストフロアだわ・・!あっアレがメスズ!ベリュルと近い年齢ね!」 「メスズ、赦さん!!」 「まっまて、話し合おうではないか、何が望みだ」 「お前の命だ!」 「やめてくれーうわあアレを起動するぞ」 「なにっあれとは!」 「フフフ、どんな状態でも起動したら世界が終わるほどの兵器」 「なにっそんな恐ろしいものが!」 「そうだ、絶対に起動してはならないのだ」 「なんでつくった!」 「うるさい、起動だ!真・デスマシーン!」 デスマシーンの本番で、今までの全ての目かモンスターの能力を1ターン5回使いヤバイがサンダーに弱くナントカ倒した 「メスズを倒したぞ・・」 「おのれ・・・・さっさと止めをさすがよ!・・・なぜ止めを刺さぬ」 「俺達は話し合いに来たのだぜ!平和の解決のために!戦いにきたのではない!」 「そうだったとは」 「メスズという名前からして大ボスとは思えなかったし、さあ話し合いだ」 史上最大の歴史に残る伝説の話し合いが始まった・・・ 第287話 256 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/23(土) 13 47 39 ID WzPbCxvH 「ハックション、なんかむずむずするな・・さあ、話し合おう・・・メスズこっちに来い」 「はい・・・ベリュル様・・・お許しいただきアリガトウございます」 「くっくっくっ・・・・来たか・・・では死ね!グサッ」 「がぁ・・!なっナイフを・・・ベリュル様・・どうして・・・・!」 ベリュルがメスズをナイフで刺した・・・・余りにも突然だったベリュルの口に笑みが浮かぶ 「ちょっとベリュル!何をしてるの!」 「ハハハ、死んだ!死んだ!メスズが死んだ!メスズが死んで俺は喜ぶ!」 「どうしたのよぉベリュル!」 「敵はとった、これで亜宙は俺のもの!世界も俺のもの・・!ぐっ・・・ちが・・・ハハハそしてベリュルも俺のもの!」 「何言ってるの!気が大丈夫なの!?さっきから様子が変よ!獰猛よ!」 「クァーハハハ!クァハハ!ケハケハ!」 「ベリュル!しっかりして!・・・・ベリュルの目がぐんじょう色になったわ・・・一体!?」 「クァーーハハハ俺はもうベリュルではない・・・ついに手に入れたぞ、最強の肉体を!」 「貴方は一体何者!ベリュルじゃないわね!?ベリュルはどうしたの!?」 「俺は寄宙人のヒョウヒリック・・・他宙人に寄生していきるのだ!この体さえあればもう満足、侵略簡単」 「まっまちなさい!ベリュルの体を返して!まっまさか・・さっき倒したぐんじょう色の他宙人!?」 「そのとおり、死んだと見せかけ粉になりベリュルの呼吸から体内に侵入したのだ!そして、クァーハハハ、やだ」 「ベリュル!気を確かに!」 「もう無駄だ、ベリュルの意識はもう潰したクァーハハハさらば」 「まっ待ちなさい!追うのよ!みんなで!」 「伝説の話し合いが無茶苦茶になってしまったわね・・・また後でやり直しね」 ダンナーザ、メリアナニーたちは急いで船に戻り、ベリュル・・いや、ヒョウヒリックを追った ベリュルいなくなったのでダンナーザ、メリアナニーはそのまま、自由に入れ替えられるメンバーが二人になったのだ 「噂によると、ヒョウヒリックは無宙にいったらしいわ・・・何をする気かしら?さあ無宙へ!!」 ダンナーザ、メリアナニー無宙へ・・・ 第288話 278 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/24(日) 12 01 27 ID tVngWxwM とりあえず亜宙を脱出し無宙に飛び込んだ・・・ 「こっこれが無宙・・・!?」 無宙は宇宙みたいなものだが全体的に赤い 「赤いわ・・血のような赤さね・・・恐ろしい宙だわ」 そう、まるでこれからを暗示しているかの世うんわ・・・ 「さあ・・ヒョウヒリックを追うわよ!近くの町で情報を得ましょう」 そしてこの宙一番最初の星にたどり着いた 「こっこれが星・・!?立方体ね・・・」 そう、ここでは重力の法則により星が立方体になるのだ 「それはともかく、ココの星に降りましょう」 すると、一足先に下りた船を見つけた 「あっあれはおそらくヒョウヒリックが乗っている船だわ!ピラミッドの頂上に着陸したわ!」 なんとヒョウヒリックの船はピラミッドに着陸したのだ・・・ 「この星にもピラミッドがあるなんて・・?さあ私たちも降りましょう」 とりあえず町の近くに降りる事になったが・・・ ふと気づくと、ローザミオの町にいた・・・ 「こっこの町は・・!住人がモンスターはっ無宙人とはモンスターのことなのね!」 そう、住人がモンスターで話しかけると襲ってくるのだ 「倒すと店が利用できたり情報が得られたりするのね、倒さなきゃ何も始まらないのね」 ヒョウヒリックのたくらみ・・・ 第289話 296 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/25(月) 19 56 56 ID Yk/NGJt3 「どうやらヒョウヒリックは部下を従えているみたね・・何をしているのかしら」 悪い噂が利くがベリュルはベリュルなので心配 「絶対助けるんだから・・・!」 いろいろあり、ピラミッドの頂上にたどり着いた・・・だがヒョウヒリックは来るのを知っていたようだ 「クァーハハハ、来たかダンナーザメリアナニー・・・我が娘よ、二人を倒せ」 ヒョウヒリックの娘、ヒョウイ、ヒョウミが襲ってきたがやはり弱く粉となってあたりに消し飛んだ・・・ 「こんなの話にならないわ!さあベリュルを返して!今すぐ!」 「くっくっく・・・・クァーハハハ」 そのとき 「イッタイ何があったの!?」 するとパーティー以外の他の仲間も全員集まってきた 「ダ・・ダンナーザサンメガグンジョウイロ・・・メッメリアナニーサンモ!」 「なにいってるのよ!こんなとき・・こん・・・あ・・・え・・あ・」 「いやぁぁ何かが私の頭の中に・・・いやぁぁぁ!」 「きゃぁぁぁ・・・どっかいってよ!いって・いって・・・い・・ウフフフ」 「アハハハ・・・ダンナーザの体はヒョウイがいただき!」 「ウフフフ・・・メリアナニーの体はヒョウミがいただき!」 「ナ・・・ナントイウコトデショウ」 「私はチュラミアだけど・・・なんてこと・・・ダンナーザは2回目よ」 「クァーーハハハ忘れたのか、死んだと見せかけ粉になり・・・さあ三人いれば何とやら、どんどんこの宙をまず支配だクァーハハハ!」 「私はチュラミアだけど、まっまちなさい!!!!」 しかし逃げていってしまった・・・・仕方なく船に戻って会議 「どうしたらいいの・・・ベリュルだけじゃなくダンナーザとメリアナニーまで・・・」 「ドウニカシテタスケナケレバ・・・」 「今後のパーティは4人全員自由に選べるようになるぜ」 主役のいないパーティー・・・ 第290話 323 名前: ◆EreM42GXZo 2005/04/26(火) 23 35 05 ID Nl6imzUZ ヒョウヒリックを追って無宙を突き進む一行 「くっ逃げてるが追っても追いつかないぜ!あっ駄目だレーダーから反応消えたぜ」 「なんてこと・・でも一直線にどこかを目指しているみたいだったわ」 そしてその方向に進む事2日・・・ 「何か見えてきたわ・・・立方体の星・・・!」 「あそこにいるに違いないわね、降りましょう!」 四角いが狙いをつけて降りた・・・ 「ワタシトアイシューリアハシラベルコトガアルノデノコリマス」 エリアセス、ファンニャー、パティーンのパーティーと、メッガイダー、ミキサー、の2つのパーティー 「私も行きます・・・今こそ私も戦うわ」 チュラミアもメッガイダーたちに加わったのだ目茶苦茶強いぞメッガイダーたちを育ててなくてもこれで大丈夫 メッガイダーたちを操って京極の谷にたどり着くまで操れる 一方、ファンニャータチはデンデス山脈に乗り込んでいくところまで操れる 一方ロボたち・・・ 「ミナサンオソイナア・・・アッカエッテキタノカナ、ファンニャーサンオカエリマシ」 「フフフ・・ただいま・・・ロボ・・・ちょっと扉開けてくれない・・・」 「ハイハイタダイマ」 「まって・・ロボ・・様子が変よ・・・」 「アイシューリア?・・・タシカニセイカクガカワッテマス・・イッタイ・・」 「どうしたのぉ早くあけてえ・・・みんな待ってるわよぉ」 「メッメガグンジョウイロ!ヒイイイ!」 扉がこじ開けられた! 「逃げましょう!三人とももう寄生されてるわ・・!」 なんということだ・・・・ 次 第291話~第300話
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ファイナルファンタジータクティクスA2 封穴のグリモア part35-111~116 111 :FFTA2 ◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 00 57 ID BGBSOmke0 FINAL FANTASY TACTICS A2 イヴァリース バレンディア、オーダリア、ケルオンの三つの大陸からなる地域の名称。ヒュム(人間)以外にも多くの種族が住む。 ユトランド イヴァリースの西端にある一地域。二つの大陸の境目辺りにある。 クラン 便利屋のようなもので主に受けた依頼をこなす。イヴァリースには複数クランがあり規模も様々。荒っぽい仕事が多い。 エンゲージとロウ エンゲージとはバトル。ロウとはジャッジと契約した者がエンゲージ時に守る掟でエンゲージ毎にロウの内容は違う。 ジャッジ ユトランドにかけられた魔法機構で、契約した者がロウを遵守する限りその命を守る。 ミストとヤクト ミストとは空気中を霧のように漂う魔力の素。濃いミストは視認できるが人体に毒。ヤクトはミストの濃い立入禁止区域。 グリモア 魔導書。その種類は読んだ者に魔法の力を与えたりするものから世界そのものを変えてしまうものまで。 優れし者 様々な要因が重なり生まれる優れた能力の持ち主。常人を超える力を持つため孤立したり排斥されることがある。 112 :FFTA2 ◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 02 58 ID BGBSOmke0 終業式の日。ルッソ・クレメンズはイタズラ好きの性格がたたって担任の先生から図書室の片付けを命令されてしまう。 「明日から夏休みなのに」テンションの下がるルッソが図書室にあったオルゴールを聴いていると机の上に古い本を見つけた。 その本は途中から空白続きで、最後に文字のあるページには「空白を埋める者、その名を告げよ」と書かれていた。 これは書くしかない!とノリノリで自分の名前を本に書き込むルッソ。すると突然本が光り出し、周囲の景色が変わっていった・・・ 一方イヴァリースのユトランドにあるタルゴの森。ガリークランのリーダーシドは目の前のモンスターを見て呆れていた。 一流のハンターも退ける巨鳥、デカトリス。これを追い払えとは報酬が安いと愚痴るシド。そこへ空からルッソが降ってきた! 知らない場所にいることと初めて見るモンスターに戸惑うルッソ。シドはこりゃマズイとルッソにガリークランに入るよう言う。 シドのクランはジャッジと契約している。そのメンバーになればエンゲージで死ぬことはない。 戸惑いながらも自らの意思ではっきりとクラン加入をジャッジに誓うルッソ。 するとルッソの服はヒュム族のジョブ「ソルジャー」のものに変化した。それと同時に始まるエンゲージ。 下がってろというシドに従わず一緒に戦うと言うルッソはシドや他のメンバーと共にデカトリスを攻撃、撃退に成功する。 エンゲージ後、シドに連れられ村に着いたルッソはシドに事情を説明する。違う世界から来たと聞いて驚くシド。 しかしなんとルッソが自分の世界に戻れるよう協力を約束。こうしてルッソはガリークランの正式メンバーになった。 パブで初めて依頼=クエストを受けて野犬からチョコボを守ったルッソは自分が大きな手帳を持っていることに気付く。 手帳には自分がイヴァリースに来てからの行動が書かれており、先程の野犬との戦いも勝手に刻まれる。手帳は魔法の手帳だった。 シドの馴染みの情報屋がいるカモアの町に来たルッソ達はそこでジャッジとロウを作った大魔導士ラザフォードの話を耳にする。 彼は数百年前の人物だが今も生きているらしい。それなら自分が戻る方法も知っているかもと彼を探すことにするルッソ。 そんな中、シドはモンスターを駆除するクエストで頭に高く売れるドリルがついたモンスター、アルラウネを見つける。 奴を倒して儲けようと意気込むシドとルッソだがそこにアデルという少女が現れる。彼女もハンターで共同戦線を申し出た。 ドリルさえ手に入れればいいやと協力を受けるルッソ達。しかし戦闘後ドリルは見つからない。アデルが持ち去ったのだ。 情報屋によると彼女はキャット・アデルと呼ばれる金に目がないハンターだという。キレたシド達はアデルを捕まえる作戦を決行。 退治要請の出ている亀のモンスターを倒し、死体を残してその場を立ち去るルッソ達。しかしその甲羅は高価なものだった。 案の定現れたアデルは甲羅に近づき・・・シドの仕掛けたトリモチに引っかかっる。そこへ出て来た二人は金を返せと詰め寄る。 しかしアデルは既に全部使ったと白状。脱力した二人はアデルを置いたまま町へ戻る。しかしパブにはアデルの姿が。 自力で罠を抜け出していたのだ。アデルは使った金は働いて返すからと言い、半ば強引にクランへ加入してしまった。 新たな情報を得る為他の町に行くことにした一行。だがシドは乗り気ではない。ルッソが問い質しても答えずじまいだ。 結局そのままカモアを離れ、港町グラスへ行くことに。そして町に着いた夜、シドは仲間から離れて夜の町へ出かけた。 そして雨の中、暗い家から出てくるシド。家の中からもう来ないでくれと言われて歩き出したシドの前に黒い服を着た男がいた。 男はおもむろに銃を取り出しシドに向けた。銃声響きシドは銃弾に倒れる。男は去り、血を流しているシドが残された。 翌日、一命を取り留めたシドはベッドの上にいた。心配の余り怒るルッソにシドはラザフォードが北の山にいると教える。 シドは昨夜、情報屋を尋ねていたのだ。自分はいいから行けと言うシド。ルッソは迷うもののアデルに諭され腰を上げる。 113 :FFTA2 ◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 06 24 ID BGBSOmke0 北の山、アルダナ山では麓に凶暴なドラゴンが住み着き暴れていた。その影響で魔力の素であるミストが濃くなり人の出入りを拒む。 アデルはミストに気分を害するもルッソは全く平気のようでドラゴンを倒す。直後、ドラゴンの死体から離れろとの声が。 離れた途端ドラゴンはミスト崩壊により爆発。声の主にお礼を言う二人。だがその人こそ大魔導士ラザフォードだった。 ミストが晴れたアルダナ山にあるラザフォードの館。ルッソの事情を聞き手帳を見たラザフォードは手帳を埋めればいいと言う。 彼の話によればルッソの手帳は空白を埋めるたび魔力を蓄え、それがルッソを元の世界に戻す力になるらしい。 それにはこの世界での体験が必要。自分の冒険がそのまま帰る方法だとわかったルッソは気が楽になりラザフォードに礼を言う。 一方ルッソが特別な人間だと知ったアデル。その彼女にラザフォードは「君も特別だ、優れし者よ」と意味深な事を言う。 グラスに戻ったルッソは、ラザフォードに言われたとおりボムの退治やシドの傷薬の為モンスターを倒して冒険を楽しむ毎日。 次のクエストは雪山、ルピ山の観光ツアー護衛。観光気分で請け負ったルッソだがツアーの後に謎の男が現れる。 忍者のような黒い服を着た男はルッソに「お前のクランのジャッジを売れ」と要求。巨額のギルに目も眩まずそれを断るルッソ。 すると男は謎の魔石を使用しルッソのジャッジを封印、襲い掛かる。ジャッジ抜きのエンゲージは負ければ死を意味していた。 命懸けの戦いで謎の男=ユエンを退けたルッソはユエンが落とした魔石を調べに雪の降る町、モーラベルラへと出発した。 着いたルッソは魔石の調査を鑑定屋に任せ、飛空挺に興味津々。飛空挺がイタズラのせいで出航不可と知り犯人逮捕に燃える。 エアポートに張り込みイタズラ犯を追い詰めたルッソ。だがそこに空賊のヴァンが登場し宝はエンゲージに乱入してきた。 早速ヴァンと口論になるルッソ。ヴァンは宝を求めてきたと言う。何か勘違いしているようだがヴァンは聞く耳持たない。 だがエンゲージ後、ヴァンの幼馴染で踊り子のパンネロが現れヴァンを叱る。ヴァンもパンネロには敵わず誤解を認めた。 謝罪代わりにヴァンが教えたお宝の情報をもとに東の大陸へ飛び立つルッソ達。回復したシドもクランに復帰した。 自然に溢れるフロージスの町に着き、財宝の眠るとされるトラメディノ湿原を目指すルッソ。しかしそこは亡者の巣窟だった。 幽霊が怖いことをアデルはからかわれるルッソだが、何かを吸い込み倒れてしまう。アデルは湿原の小屋で看病することに。 目が覚めたルッソは自分に親がいなくおばさんの世話になっていることをアデルに教える。やはり元の世界は心配のようだ。 町に戻ったルッソだが毎夜悪夢が続く。夢の中で知らない不気味な場所を歩くルッソ。起きてもその場所が気になって仕方ない。 シドはルッソの悪夢はモンスターのせいだと見抜き、ルッソ・アデル・シドはそのモンスター退治にナザン廃坑へ出発。 廃坑には悪夢を見せる幽霊、オーバーソウルがいた。無事モンスターを倒したルッソ達だが直後に不思議なことが起きる。。 おばさんを心配させてばかりのルッソ。親から特別な力があると言われるアデル。グラスで謎の女に追われ撃たれるシド。 全て三人の過去の記憶だ。そして最後に三人は見知らぬ場所に立っていた。ルッソが夢で見たのと同じ場所だ。 邪悪な雰囲気漂う周囲を見渡す三人。すると突然三人の前の空間に穴が開いて・・・次の瞬間、三人は元の廃坑にいた。 夢にしてはあまりにリアルなその光景。ルッソはそこが自分の行くべき場所だと直感し夢で見た場所を探すことにした。 フロージスの町で情報収集をするルッソだが手がかりはゼロ。そんな時モーグリ族の吟遊詩人、ハーディと出会う。 彼は世界中を旅しているらしい。それなら夢の場所も知っているかもとハーディの求める楽器を作り彼に近づくルッソ。 しかしハーディもそんな場所は知らなかった。落ち込むルッソだが話に惹かれたハーディは良い曲ができそうクポとクランに入る。 新たな仲間に喜ぶところへシドが魔石の鑑定結果を伝えにきた。特殊な魔石だが盗品で、現在盗難届けが出ているらしい。 それならと持ち主へ届けにいったルッソだが魔石を持ち主に渡した直後雪山で会ったユエンが現れる。これは罠だったのだ。 敵を追い払った後、シドは敵の正体が犯罪集団カミュジャだと語る。大規模な組織ながらその存在を知る者は少ない。 114 :FFTA2 ◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 11 44 ID BGBSOmke0 魔石を奪われ近くの町に寄った一行はそこで気になる話を聞く。港町グラスの有力者ベルトリ男爵が襲われたという。 その犯人はヴァンとパンネロ。パブにも討伐依頼が舞い込んでくる。だがルッソは二人が物騒なことをするとは思えない。 真相を知る為ヴァン達を追うが、既に二人は他のクランに包囲されていた。やむなく同業者を倒しヴァン達を助けるルッソ。 エンゲージ後にヴァンに真相を問うと彼らは何者かに襲われた男爵を助けただけだと言う。その何者かはおそらくカミュジャ。 パブではガリークラン宛に依頼が来ていた。デルガンチュア遺跡で待っているわという女の文と共に送られたのはあの魔石。 罠を承知で遺跡に行くガリークラン。そこにはカミュジャの実力者イルーアがいた。親しげにシドに語りかけるイルーア。 シドは以前イルーアと同じカミュジャのメンバーだったのだ。またイルーアはアデルの秘められし力を見抜き動揺させる。 イルーアにベルトリ男爵を襲わせたのはお前かと聞くシド。男爵を襲った理由はよくわからないがイルーアは否定しない。 ルッソとアデルに帰れというシドだが二人はそれを断り、エンゲージに参加。だが再びロウを消され極限の戦いを強いられる。 戦いの最中倒されたユエンをアッサリ切り捨てるイルーア。更に自らもナイトシェイドとして強力な魔剣技を振るう。 追い詰められても闇の力で三人を圧倒するイルーア。しかしルッソの手帳を見た途端顔色が変わる。「グリモアだと!?」 聞きなれない言葉を呟き、ルッソの手帳に斬りかかるイルーアだが手帳の魔力が剣を弾き、イルーアは吹っ飛ばされた。 その時手帳の力が不安定になったのかルッソ達は見知らぬ場所へ飛ばされてしまう。それは夢で見た不気味な場所だった。 今度は夢でも幻ではない。焦る三人の前にラザフォードの姿が現れる。どうやら遠方から自分の姿を映しているようだ。 ここはどこだと言う三人だがその時、空間が裂け巨大な右手が出現、訳もわからないまま謎の右手と戦うことになるルッソ達。 満身創痍ながら右手を退却させた三人はラザフォードに導かれゲートクリスタルからラザフォードの館に帰還する。 そこで彼らはラザフォードから今までいた場所はハンターの間で禁域と噂される「ヤクト・ゼレイア」だと知らされる。 ミストが濃いため不毛の地となったそこには深遠の者ヌーキアが封印されている。その力は絶大で世界を揺るがす力を持つらしい。 そしてルッソの持つ手帳は封穴のグリモアと呼ばれておりその封印を解く鍵になるというのだった・・・ ラザフォードの館から出る時、アデルは一人立ち止まりラザフォードと話を始めた。それは自分が特別な力を持つということ。 幼い頃から何でも出来たアデル。しかし疫病が彼女の村に流行りアデル以外の村人は全滅。それが力に気付くきっかけだった。 その出来事が重荷となり生き方がよくわからないアデル。ラザフォードはアデルが血統や環境により稀に生まれる優れし者だと言う。 しかしたとえ生まれ持った力は他の者と違っていても、その人生は自由だと諭す。アデルは馬鹿な話をしたと館を出て行った。 115 :FFTA2 ◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 13 29 ID BGBSOmke0 ルッソがいつものようにパブに行くと、ハーディがクエストに誘ってきた。内容はモーグリの町ゴーグで地下坑道サルベージ。 珍しい物が沢山見つかるので、新しい楽器探しにもうってつけらしい。興味を持ったルッソもアデルと共に参加する。 サルベージの途中、モーグリのポンポンを食べるという凶悪なモンスター、モグイーターに襲撃されたがクエストは終了。 だがアデルは気分が優れないと言い先に帰ってしまう。楽器を見つけ町に戻ったルッソ達だがアデルの姿はどこにもない。 なんと面倒事はゴメンだと一人でクランを抜け出したのだ。シドのへそくりまで持ち出す自分勝手さにルッソ達は怒り心頭。 「あんな奴探すもんか」ルッソとシドは消えたアデルを放って憂さ晴らしのモンスター退治にクシリ砂漠まで出かけてしまう。 だがそこで待ち受けていたのはいなくなったアデルだった。怒るルッソだがアデルは虚ろな目で「グリモアを渡せ」と言う。 シドはイルーアが何か術をかけたと看破。そう、アデルはクランを抜けた後イルーアに捕まり操られてしまったのだ。 モンスターを操り、見たこともない強力な技で二人を攻撃するアデル。操られていてもやはり味方、反撃できない二人。 モンスターをシドに任せアデルに何度も呼びかけるルッソ。その結果アデルの心が術を打ち克ち正気に戻ることに成功した。 戦い終わってクランへ戻ろうと言うルッソ。しかしアデルは特別な力を持つ自分は他の人と一緒にいられないと突っぱねる。 一人の方が気楽でいい、そう強がるアデルの頬をルッソが打ん殴る。逆ギレするアデルにルッソは強気のまま言った。 何故今までガリークランにいたのか。本当は居心地が良かったんじゃないのか。アデルの心情を指摘するルッソ。 最後に「アデルがいないとクランが寂しい」と漏らし去っていくルッソ。アデルは少し俯き、その後を追いかけた。 その頃巷ではヴァンとパンネロの噂が広まっていた。現在彼らは貴族の宝を盗み続けユトランドで有名になっていたのだ。 当然の如くパブに届く退治依頼。二人と戦いたいと思ったルッソは依頼を受けて夜のカモアの町で張り込みを開始した。 そして犯行予告の通り現れた二人を見つけるルッソ。だが何か変・・・というか顔が違う。こいつら別人、いや偽者だ! 最速の空賊を名乗り逃げようとするヴァンとパンネロの偽者。しかしそこに本物の二人が現れ偽者はあえなく捕まった。 その後ヴァンとパンネロは近頃忙しく、また敵が増えるかもしれないと含みのあることを言い残し去っていった。 <トラブル・ヒーロー> ヴァンの言ったことが気になるルッソ。そんな折エアポートでアルシドという人物からヴァン宛に手紙を渡される。 そこへアルシドと入れ替わりでパンネロが登場。ヴァンが危険で、助けて欲しいと言う。 早速エアポートの近くにある古代遺跡カノル砦に急ぐルッソ達。そこにはヴァンと謎の集団がいた。 ヴァンのせいで取り引きが失敗したと怒る集団はヴァンを攻撃、駆けつけたルッソ達が加勢しエンゲージが始まった。 エンゲージ後、さっきの集団はカミュジャと通じている者達で取り引きの場に居合わせたヴァンを消そうとしたと判明。 ヴァン達は自分達が指名手配される原因になったカミュジャを追っていたのだ。敵が増えるというのもカミュジャのこと。 そこでアルシドからの手紙を思い出したルッソがそれを渡すと、そこにはガリークランと接触しろという内容のことが。 ガリークランはカミュジャから狙われる存在になっていたのだ。それを知ったヴァンとパンネロはガリークランに加わる。 116 :FFTA2 ◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 15 42 ID BGBSOmke0 「望みがかなう日がきた。あとは、最後の仕上げだけ」ガリークランに届いたメッセージはイルーアからのものだった。 手帳の空白も残り少ない。イルーアとは決着をつける必要があると、指定された場所に足を運ぶガリークラン。 案の定カミュジャの戦士と共に待ち構えているイルーア。そしてその手にはルッソと同じグリモアらしき魔導書が・・・ イルーアの望みはヌーキアを呼び出す穴を開けること。その力を溜めるためルッソ達にエンゲージを仕掛けるイルーア。 前よりも強い力でガリークランを苦しめるも、やはり最後には孤立してしまうイルーア。だが追い詰められても彼女は動じない。 ルッソ達が近づいたところで、物体を転移させる特殊な魔法「デジョン」を唱えるイルーア。それに巻き込まれるルッソ達。 気がつくとそこは禁域ゼレイアだった。周りにイルーアはいない。彼女を探そうとするルッソ。アデルはそれを見て俯いた。 イルーアを倒せばルッソの手帳は完全に埋まり元の世界に帰ってしまう。迫る別れを寂しく感じるアデル。 デジョンで飛ばされた場所からそう遠くない場所にイルーアはいた。イルーアはヌーキアの力を手にしようとしている。 そんなことはさせないと身構える一行だがイルーアは自分が負けてもグリモアは自分の死を綴ることで完成し封印は解けると言う。 それでもルッソは諦めない。諦めるわけにはいかない。穴が開いても閉じればいい。仲間に励まされルッソは戦いを決意した。 べヒーモスなど高位のモンスターを操り剣を振るうイルーア。しかしルッソやシド、アデル、ハーディの前に遂に敗れ去る。 最後まで力を求めたイルーアは服も残さず消滅する。だがグリモアは十分な力を得ていた。穴が開きヌーキアが現れてしまう。 その巨大さは以前と比べ物にならないほど。びびるルッソだが仲間達の力を信じ最後のエンゲージが始まる。 戦いの中、ルッソに呼びかける仲間たち。ルッソのおかげで他人と一緒にいることも悪くないと思うようになったアデル。 変わらずルッソを弟分のように扱うシド。忙しなく動きルッソに指示を頼むハーディ。昔の冒険を思い出すヴァンとパンネロ。 数多くのエンゲージで鍛えた技と集めた仲間の力でヌーキアのバリアを破り、弱点のコアの破壊に成功するルッソ。 そしてヌーキアは咆哮をあげながら消えていき、穴は再び閉じられた・・・ ルッソがイヴァリースに来た場所であるタルゴの森。ガリークランの仲間とラザフォードはルッソを見送りに集まっていた。 ジャッジとの契約を解き、元の服装に戻るルッソ。皆に礼を言い、しかしさよならは言わない。 いよいよという時、ハーディが遅れて登場してきた。ついにルッソのための曲が完成したという。 作った曲を別れの言葉代わりに披露するハーディ。それを聞きながらルッソは光と共に元の世界へと帰っていった。 ルッソは図書室の先生の声で目を覚ます。そこはよく知る学校の図書室。机の上には古い本ではなく自分の日記帳が置いてある。 興奮して側にいた先生に異世界での冒険を話すルッソ。先生はそれを否定せず、「僕も昔行ったことがある」と語った。 先生の名前はランデル。前作でグリモアを使いイヴァリースを作ったその人だった。ランデル先生はルッソに帰宅を促す。 時間に気付き日記帳を手に慌てて駆け出していくルッソ。オルゴールからはハーディが作った曲と同じメロディーが流れていた。 Fin 以上がFFTA2のメインストーリー。サブストーリーも手が込んだものがあるけどかなり多いので割愛。 ただしヴァンとパンネロが仲間になる<トラブル・ヒーロー>はメインクエストじゃないけど二人は本編にも関わるのでいれてみました。
https://w.atwiki.jp/sanpomichi/pages/38.html
ご好評をいただいておりますXbox 360版「ファイナルファンタジーXI」 ベータテストですが、 2006年4月20日(木)の正式サービス開始を前に、 2006年4月3日(月)17 00にベータテストを終了いたします。 また以前本トピックスでお知らせしましたが、 ベータテストで使用していたキャラクターを 既存のワールドに引き継ぐことが決定しました。 キャラクターデータの引き継ぎ方法や引き継ぎ期間などは 追ってお知らせいたします。しばらくお待ちください。 これは・・・ どうなる凶箱新規プレイヤー(全くの新規がいるとは思えないがw) ちょっと考えただけで様々な問題点ありありなんですがねえ。 崩壊している経済状況 既存プレイヤーとの格差装備・食事・魔法・プレイヤースキル (私はじめた頃はクフィムでLV上げする20代まで 戦/モでコンボ。スケイル装備食事なしとか普通でしたがw) フェロー・PLによる低LV狩場荒らし (もうフェローでその辺にいる人はいないかw) 避けては通れない3国ミッション・もう誰もやってないジラート&プロミヴォン 最も懸念されるのが、上記の様々な問題を解決する為に、 「RMT」が行われる可能性があること。 接続人数も減っていることですし、既存サーバー統廃合後、 凶箱サーバー新設でいいと思うのですがね。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1514.html
ファイナルファンタジータクティクスA2 封穴のグリモア part35-111~116 111 :FFTA2◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 00 57 ID BGBSOmke0 FINAL FANTASY TACTICS A2 イヴァリース バレンディア、オーダリア、ケルオンの三つの大陸からなる地域の名称。ヒュム(人間)以外にも多くの種族が住む。 ユトランド イヴァリースの西端にある一地域。二つの大陸の境目辺りにある。 クラン 便利屋のようなもので主に受けた依頼をこなす。イヴァリースには複数クランがあり規模も様々。荒っぽい仕事が多い。 エンゲージとロウ エンゲージとはバトル。ロウとはジャッジと契約した者がエンゲージ時に守る掟でエンゲージ毎にロウの内容は違う。 ジャッジ ユトランドにかけられた魔法機構で、契約した者がロウを遵守する限りその命を守る。 ミストとヤクト ミストとは空気中を霧のように漂う魔力の素。濃いミストは視認できるが人体に毒。ヤクトはミストの濃い立入禁止区域。 グリモア 魔導書。その種類は読んだ者に魔法の力を与えたりするものから世界そのものを変えてしまうものまで。 優れし者 様々な要因が重なり生まれる優れた能力の持ち主。常人を超える力を持つため孤立したり排斥されることがある。 112 :FFTA2◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 02 58 ID BGBSOmke0 終業式の日。ルッソ・クレメンズはイタズラ好きの性格がたたって担任の先生から図書室の片付けを命令されてしまう。 「明日から夏休みなのに」テンションの下がるルッソが図書室にあったオルゴールを聴いていると机の上に古い本を見つけた。 その本は途中から空白続きで、最後に文字のあるページには「空白を埋める者、その名を告げよ」と書かれていた。 これは書くしかない!とノリノリで自分の名前を本に書き込むルッソ。すると突然本が光り出し、周囲の景色が変わっていった・・・ 一方イヴァリースのユトランドにあるタルゴの森。ガリークランのリーダーシドは目の前のモンスターを見て呆れていた。 一流のハンターも退ける巨鳥、デカトリス。これを追い払えとは報酬が安いと愚痴るシド。そこへ空からルッソが降ってきた! 知らない場所にいることと初めて見るモンスターに戸惑うルッソ。シドはこりゃマズイとルッソにガリークランに入るよう言う。 シドのクランはジャッジと契約している。そのメンバーになればエンゲージで死ぬことはない。 戸惑いながらも自らの意思ではっきりとクラン加入をジャッジに誓うルッソ。 するとルッソの服はヒュム族のジョブ「ソルジャー」のものに変化した。それと同時に始まるエンゲージ。 下がってろというシドに従わず一緒に戦うと言うルッソはシドや他のメンバーと共にデカトリスを攻撃、撃退に成功する。 エンゲージ後、シドに連れられ村に着いたルッソはシドに事情を説明する。違う世界から来たと聞いて驚くシド。 しかしなんとルッソが自分の世界に戻れるよう協力を約束。こうしてルッソはガリークランの正式メンバーになった。 パブで初めて依頼=クエストを受けて野犬からチョコボを守ったルッソは自分が大きな手帳を持っていることに気付く。 手帳には自分がイヴァリースに来てからの行動が書かれており、先程の野犬との戦いも勝手に刻まれる。手帳は魔法の手帳だった。 シドの馴染みの情報屋がいるカモアの町に来たルッソ達はそこでジャッジとロウを作った大魔導士ラザフォードの話を耳にする。 彼は数百年前の人物だが今も生きているらしい。それなら自分が戻る方法も知っているかもと彼を探すことにするルッソ。 そんな中、シドはモンスターを駆除するクエストで頭に高く売れるドリルがついたモンスター、アルラウネを見つける。 奴を倒して儲けようと意気込むシドとルッソだがそこにアデルという少女が現れる。彼女もハンターで共同戦線を申し出た。 ドリルさえ手に入れればいいやと協力を受けるルッソ達。しかし戦闘後ドリルは見つからない。アデルが持ち去ったのだ。 情報屋によると彼女はキャット・アデルと呼ばれる金に目がないハンターだという。キレたシド達はアデルを捕まえる作戦を決行。 退治要請の出ている亀のモンスターを倒し、死体を残してその場を立ち去るルッソ達。しかしその甲羅は高価なものだった。 案の定現れたアデルは甲羅に近づき・・・シドの仕掛けたトリモチに引っかかっる。そこへ出て来た二人は金を返せと詰め寄る。 しかしアデルは既に全部使ったと白状。脱力した二人はアデルを置いたまま町へ戻る。しかしパブにはアデルの姿が。 自力で罠を抜け出していたのだ。アデルは使った金は働いて返すからと言い、半ば強引にクランへ加入してしまった。 新たな情報を得る為他の町に行くことにした一行。だがシドは乗り気ではない。ルッソが問い質しても答えずじまいだ。 結局そのままカモアを離れ、港町グラスへ行くことに。そして町に着いた夜、シドは仲間から離れて夜の町へ出かけた。 そして雨の中、暗い家から出てくるシド。家の中からもう来ないでくれと言われて歩き出したシドの前に黒い服を着た男がいた。 男はおもむろに銃を取り出しシドに向けた。銃声響きシドは銃弾に倒れる。男は去り、血を流しているシドが残された。 翌日、一命を取り留めたシドはベッドの上にいた。心配の余り怒るルッソにシドはラザフォードが北の山にいると教える。 シドは昨夜、情報屋を尋ねていたのだ。自分はいいから行けと言うシド。ルッソは迷うもののアデルに諭され腰を上げる。 113 :FFTA2◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 06 24 ID BGBSOmke0 北の山、アルダナ山では麓に凶暴なドラゴンが住み着き暴れていた。その影響で魔力の素であるミストが濃くなり人の出入りを拒む。 アデルはミストに気分を害するもルッソは全く平気のようでドラゴンを倒す。直後、ドラゴンの死体から離れろとの声が。 離れた途端ドラゴンはミスト崩壊により爆発。声の主にお礼を言う二人。だがその人こそ大魔導士ラザフォードだった。 ミストが晴れたアルダナ山にあるラザフォードの館。ルッソの事情を聞き手帳を見たラザフォードは手帳を埋めればいいと言う。 彼の話によればルッソの手帳は空白を埋めるたび魔力を蓄え、それがルッソを元の世界に戻す力になるらしい。 それにはこの世界での体験が必要。自分の冒険がそのまま帰る方法だとわかったルッソは気が楽になりラザフォードに礼を言う。 一方ルッソが特別な人間だと知ったアデル。その彼女にラザフォードは「君も特別だ、優れし者よ」と意味深な事を言う。 グラスに戻ったルッソは、ラザフォードに言われたとおりボムの退治やシドの傷薬の為モンスターを倒して冒険を楽しむ毎日。 次のクエストは雪山、ルピ山の観光ツアー護衛。観光気分で請け負ったルッソだがツアーの後に謎の男が現れる。 忍者のような黒い服を着た男はルッソに「お前のクランのジャッジを売れ」と要求。巨額のギルに目も眩まずそれを断るルッソ。 すると男は謎の魔石を使用しルッソのジャッジを封印、襲い掛かる。ジャッジ抜きのエンゲージは負ければ死を意味していた。 命懸けの戦いで謎の男=ユエンを退けたルッソはユエンが落とした魔石を調べに雪の降る町、モーラベルラへと出発した。 着いたルッソは魔石の調査を鑑定屋に任せ、飛空挺に興味津々。飛空挺がイタズラのせいで出航不可と知り犯人逮捕に燃える。 エアポートに張り込みイタズラ犯を追い詰めたルッソ。だがそこに空賊のヴァンが登場し宝はエンゲージに乱入してきた。 早速ヴァンと口論になるルッソ。ヴァンは宝を求めてきたと言う。何か勘違いしているようだがヴァンは聞く耳持たない。 だがエンゲージ後、ヴァンの幼馴染で踊り子のパンネロが現れヴァンを叱る。ヴァンもパンネロには敵わず誤解を認めた。 謝罪代わりにヴァンが教えたお宝の情報をもとに東の大陸へ飛び立つルッソ達。回復したシドもクランに復帰した。 自然に溢れるフロージスの町に着き、財宝の眠るとされるトラメディノ湿原を目指すルッソ。しかしそこは亡者の巣窟だった。 幽霊が怖いことをアデルはからかわれるルッソだが、何かを吸い込み倒れてしまう。アデルは湿原の小屋で看病することに。 目が覚めたルッソは自分に親がいなくおばさんの世話になっていることをアデルに教える。やはり元の世界は心配のようだ。 町に戻ったルッソだが毎夜悪夢が続く。夢の中で知らない不気味な場所を歩くルッソ。起きてもその場所が気になって仕方ない。 シドはルッソの悪夢はモンスターのせいだと見抜き、ルッソ・アデル・シドはそのモンスター退治にナザン廃坑へ出発。 廃坑には悪夢を見せる幽霊、オーバーソウルがいた。無事モンスターを倒したルッソ達だが直後に不思議なことが起きる。。 おばさんを心配させてばかりのルッソ。親から特別な力があると言われるアデル。グラスで謎の女に追われ撃たれるシド。 全て三人の過去の記憶だ。そして最後に三人は見知らぬ場所に立っていた。ルッソが夢で見たのと同じ場所だ。 邪悪な雰囲気漂う周囲を見渡す三人。すると突然三人の前の空間に穴が開いて・・・次の瞬間、三人は元の廃坑にいた。 夢にしてはあまりにリアルなその光景。ルッソはそこが自分の行くべき場所だと直感し夢で見た場所を探すことにした。 フロージスの町で情報収集をするルッソだが手がかりはゼロ。そんな時モーグリ族の吟遊詩人、ハーディと出会う。 彼は世界中を旅しているらしい。それなら夢の場所も知っているかもとハーディの求める楽器を作り彼に近づくルッソ。 しかしハーディもそんな場所は知らなかった。落ち込むルッソだが話に惹かれたハーディは良い曲ができそうクポとクランに入る。 新たな仲間に喜ぶところへシドが魔石の鑑定結果を伝えにきた。特殊な魔石だが盗品で、現在盗難届けが出ているらしい。 それならと持ち主へ届けにいったルッソだが魔石を持ち主に渡した直後雪山で会ったユエンが現れる。これは罠だったのだ。 敵を追い払った後、シドは敵の正体が犯罪集団カミュジャだと語る。大規模な組織ながらその存在を知る者は少ない。 114 :FFTA2◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 11 44 ID BGBSOmke0 魔石を奪われ近くの町に寄った一行はそこで気になる話を聞く。港町グラスの有力者ベルトリ男爵が襲われたという。 その犯人はヴァンとパンネロ。パブにも討伐依頼が舞い込んでくる。だがルッソは二人が物騒なことをするとは思えない。 真相を知る為ヴァン達を追うが、既に二人は他のクランに包囲されていた。やむなく同業者を倒しヴァン達を助けるルッソ。 エンゲージ後にヴァンに真相を問うと彼らは何者かに襲われた男爵を助けただけだと言う。その何者かはおそらくカミュジャ。 パブではガリークラン宛に依頼が来ていた。デルガンチュア遺跡で待っているわという女の文と共に送られたのはあの魔石。 罠を承知で遺跡に行くガリークラン。そこにはカミュジャの実力者イルーアがいた。親しげにシドに語りかけるイルーア。 シドは以前イルーアと同じカミュジャのメンバーだったのだ。またイルーアはアデルの秘められし力を見抜き動揺させる。 イルーアにベルトリ男爵を襲わせたのはお前かと聞くシド。男爵を襲った理由はよくわからないがイルーアは否定しない。 ルッソとアデルに帰れというシドだが二人はそれを断り、エンゲージに参加。だが再びロウを消され極限の戦いを強いられる。 戦いの最中倒されたユエンをアッサリ切り捨てるイルーア。更に自らもナイトシェイドとして強力な魔剣技を振るう。 追い詰められても闇の力で三人を圧倒するイルーア。しかしルッソの手帳を見た途端顔色が変わる。「グリモアだと!?」 聞きなれない言葉を呟き、ルッソの手帳に斬りかかるイルーアだが手帳の魔力が剣を弾き、イルーアは吹っ飛ばされた。 その時手帳の力が不安定になったのかルッソ達は見知らぬ場所へ飛ばされてしまう。それは夢で見た不気味な場所だった。 今度は夢でも幻ではない。焦る三人の前にラザフォードの姿が現れる。どうやら遠方から自分の姿を映しているようだ。 ここはどこだと言う三人だがその時、空間が裂け巨大な右手が出現、訳もわからないまま謎の右手と戦うことになるルッソ達。 満身創痍ながら右手を退却させた三人はラザフォードに導かれゲートクリスタルからラザフォードの館に帰還する。 そこで彼らはラザフォードから今までいた場所はハンターの間で禁域と噂される「ヤクト・ゼレイア」だと知らされる。 ミストが濃いため不毛の地となったそこには深遠の者ヌーキアが封印されている。その力は絶大で世界を揺るがす力を持つらしい。 そしてルッソの持つ手帳は封穴のグリモアと呼ばれておりその封印を解く鍵になるというのだった・・・ ラザフォードの館から出る時、アデルは一人立ち止まりラザフォードと話を始めた。それは自分が特別な力を持つということ。 幼い頃から何でも出来たアデル。しかし疫病が彼女の村に流行りアデル以外の村人は全滅。それが力に気付くきっかけだった。 その出来事が重荷となり生き方がよくわからないアデル。ラザフォードはアデルが血統や環境により稀に生まれる優れし者だと言う。 しかしたとえ生まれ持った力は他の者と違っていても、その人生は自由だと諭す。アデルは馬鹿な話をしたと館を出て行った。 115 :FFTA2◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 13 29 ID BGBSOmke0 ルッソがいつものようにパブに行くと、ハーディがクエストに誘ってきた。内容はモーグリの町ゴーグで地下坑道サルベージ。 珍しい物が沢山見つかるので、新しい楽器探しにもうってつけらしい。興味を持ったルッソもアデルと共に参加する。 サルベージの途中、モーグリのポンポンを食べるという凶悪なモンスター、モグイーターに襲撃されたがクエストは終了。 だがアデルは気分が優れないと言い先に帰ってしまう。楽器を見つけ町に戻ったルッソ達だがアデルの姿はどこにもない。 なんと面倒事はゴメンだと一人でクランを抜け出したのだ。シドのへそくりまで持ち出す自分勝手さにルッソ達は怒り心頭。 「あんな奴探すもんか」ルッソとシドは消えたアデルを放って憂さ晴らしのモンスター退治にクシリ砂漠まで出かけてしまう。 だがそこで待ち受けていたのはいなくなったアデルだった。怒るルッソだがアデルは虚ろな目で「グリモアを渡せ」と言う。 シドはイルーアが何か術をかけたと看破。そう、アデルはクランを抜けた後イルーアに捕まり操られてしまったのだ。 モンスターを操り、見たこともない強力な技で二人を攻撃するアデル。操られていてもやはり味方、反撃できない二人。 モンスターをシドに任せアデルに何度も呼びかけるルッソ。その結果アデルの心が術を打ち克ち正気に戻ることに成功した。 戦い終わってクランへ戻ろうと言うルッソ。しかしアデルは特別な力を持つ自分は他の人と一緒にいられないと突っぱねる。 一人の方が気楽でいい、そう強がるアデルの頬をルッソが打ん殴る。逆ギレするアデルにルッソは強気のまま言った。 何故今までガリークランにいたのか。本当は居心地が良かったんじゃないのか。アデルの心情を指摘するルッソ。 最後に「アデルがいないとクランが寂しい」と漏らし去っていくルッソ。アデルは少し俯き、その後を追いかけた。 その頃巷ではヴァンとパンネロの噂が広まっていた。現在彼らは貴族の宝を盗み続けユトランドで有名になっていたのだ。 当然の如くパブに届く退治依頼。二人と戦いたいと思ったルッソは依頼を受けて夜のカモアの町で張り込みを開始した。 そして犯行予告の通り現れた二人を見つけるルッソ。だが何か変・・・というか顔が違う。こいつら別人、いや偽者だ! 最速の空賊を名乗り逃げようとするヴァンとパンネロの偽者。しかしそこに本物の二人が現れ偽者はあえなく捕まった。 その後ヴァンとパンネロは近頃忙しく、また敵が増えるかもしれないと含みのあることを言い残し去っていった。 <トラブル・ヒーロー> ヴァンの言ったことが気になるルッソ。そんな折エアポートでアルシドという人物からヴァン宛に手紙を渡される。 そこへアルシドと入れ替わりでパンネロが登場。ヴァンが危険で、助けて欲しいと言う。 早速エアポートの近くにある古代遺跡カノル砦に急ぐルッソ達。そこにはヴァンと謎の集団がいた。 ヴァンのせいで取り引きが失敗したと怒る集団はヴァンを攻撃、駆けつけたルッソ達が加勢しエンゲージが始まった。 エンゲージ後、さっきの集団はカミュジャと通じている者達で取り引きの場に居合わせたヴァンを消そうとしたと判明。 ヴァン達は自分達が指名手配される原因になったカミュジャを追っていたのだ。敵が増えるというのもカミュジャのこと。 そこでアルシドからの手紙を思い出したルッソがそれを渡すと、そこにはガリークランと接触しろという内容のことが。 ガリークランはカミュジャから狙われる存在になっていたのだ。それを知ったヴァンとパンネロはガリークランに加わる。 116 :FFTA2◆l1l6Ur354A:2007/12/19(水) 19 15 42 ID BGBSOmke0 「望みがかなう日がきた。あとは、最後の仕上げだけ」ガリークランに届いたメッセージはイルーアからのものだった。 手帳の空白も残り少ない。イルーアとは決着をつける必要があると、指定された場所に足を運ぶガリークラン。 案の定カミュジャの戦士と共に待ち構えているイルーア。そしてその手にはルッソと同じグリモアらしき魔導書が・・・ イルーアの望みはヌーキアを呼び出す穴を開けること。その力を溜めるためルッソ達にエンゲージを仕掛けるイルーア。 前よりも強い力でガリークランを苦しめるも、やはり最後には孤立してしまうイルーア。だが追い詰められても彼女は動じない。 ルッソ達が近づいたところで、物体を転移させる特殊な魔法「デジョン」を唱えるイルーア。それに巻き込まれるルッソ達。 気がつくとそこは禁域ゼレイアだった。周りにイルーアはいない。彼女を探そうとするルッソ。アデルはそれを見て俯いた。 イルーアを倒せばルッソの手帳は完全に埋まり元の世界に帰ってしまう。迫る別れを寂しく感じるアデル。 デジョンで飛ばされた場所からそう遠くない場所にイルーアはいた。イルーアはヌーキアの力を手にしようとしている。 そんなことはさせないと身構える一行だがイルーアは自分が負けてもグリモアは自分の死を綴ることで完成し封印は解けると言う。 それでもルッソは諦めない。諦めるわけにはいかない。穴が開いても閉じればいい。仲間に励まされルッソは戦いを決意した。 べヒーモスなど高位のモンスターを操り剣を振るうイルーア。しかしルッソやシド、アデル、ハーディの前に遂に敗れ去る。 最後まで力を求めたイルーアは服も残さず消滅する。だがグリモアは十分な力を得ていた。穴が開きヌーキアが現れてしまう。 その巨大さは以前と比べ物にならないほど。びびるルッソだが仲間達の力を信じ最後のエンゲージが始まる。 戦いの中、ルッソに呼びかける仲間たち。ルッソのおかげで他人と一緒にいることも悪くないと思うようになったアデル。 変わらずルッソを弟分のように扱うシド。忙しなく動きルッソに指示を頼むハーディ。昔の冒険を思い出すヴァンとパンネロ。 数多くのエンゲージで鍛えた技と集めた仲間の力でヌーキアのバリアを破り、弱点のコアの破壊に成功するルッソ。 そしてヌーキアは咆哮をあげながら消えていき、穴は再び閉じられた・・・ ルッソがイヴァリースに来た場所であるタルゴの森。ガリークランの仲間とラザフォードはルッソを見送りに集まっていた。 ジャッジとの契約を解き、元の服装に戻るルッソ。皆に礼を言い、しかしさよならは言わない。 いよいよという時、ハーディが遅れて登場してきた。ついにルッソのための曲が完成したという。 作った曲を別れの言葉代わりに披露するハーディ。それを聞きながらルッソは光と共に元の世界へと帰っていった。 ルッソは図書室の先生の声で目を覚ます。そこはよく知る学校の図書室。机の上には古い本ではなく自分の日記帳が置いてある。 興奮して側にいた先生に異世界での冒険を話すルッソ。先生はそれを否定せず、「僕も昔行ったことがある」と語った。 先生の名前はランデル。前作でグリモアを使いイヴァリースを作ったその人だった。ランデル先生はルッソに帰宅を促す。 時間に気付き日記帳を手に慌てて駆け出していくルッソ。オルゴールからはハーディが作った曲と同じメロディーが流れていた。 Fin 以上がFFTA2のメインストーリー。サブストーリーも手が込んだものがあるけどかなり多いので割愛。 ただしヴァンとパンネロが仲間になる<トラブル・ヒーロー>はメインクエストじゃないけど二人は本編にも関わるのでいれてみました。
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520 :名無しさん(ザコ):2014/07/09(水) 20 07 11 ID ew863PuQ0 マリア(FF2) FF2メインパーティの遠距離担当。 一見魔法中心に見えるが、格闘が並程度、射撃は平均よりぐっと下であり、 パイロットとユニットが噛み合っていない。 絶対防御がないので、射程外から殴る役割が中心となる。 射撃こそ低いものの、後期型から追加されるアルテマ5は射程6、最強武装のホーリー11も射程5であり、 射程外からの攻撃は得意といえる。弓は弾数制、魔法はEN制と別れており、使い分けが可能。 低攻撃力・超射程のアルテマが唯一無二の特徴。 活かすためには、数段階の改造が必須と言えるが、改造すればロングレンジ砲として活躍してくれるだろう。 短剣・弓の武器スロットを持つが、近接戦には向かないため、弓を装備させることを推奨する。 ・魔神転生2の弓装備 ・FE紋章のパルティア ・FE封印の疾風の弓ミュルグレ ・ベルウィックサーガの聖弓ロスヴァイセ ・HOSHIGAMIのゴートの大弓 あたりが候補になるだろう。
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第732話 284 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/05(月) 18 47 21 ID +TDLhohW0 宿に戻っていきさつを話した 「ベリュルが一人で・・?本当かしら・・・?」 「本当なんだよ、夢だったかも知れないと思ったけど、俺そんなに長く眠れないよせいぜい13時間ぐらい」 「私達、ワッセーの町の神社に祭られている像を見て驚いたわ」 「どういう?」 「その像はベリュルに瓜二つだったのよ・・・あと犬の像もあったわ」 「チュウケンベリュ公ッテカンジ!イヤーシカシブジデナニヨリ!」 「言い伝えによると、2000年前神様の使いとしてやってきた人が犬に姿を変え村を救ったと・・その数日後隕石で村人は全滅、この神社だけ残ったとも」 「なっ酷いぜ・・・で、そんな伝説が・・・テレるぜ」 「ねえ、本当に犬になったの?」 「キブンハドウデシタ?」 「犬も悪くないもんだぜ、おゆきに可愛がられたし」 「ふうん・・・でそのおゆきって?」 「はっそういえばおゆき!一体どこにいるんだぜ・・!」 「しっかりしなさいよ・・・2000年前の話よ、もうしんでるわ」 「悲しい物語だぜ」 そしてベリュルは神社の犬を見て改めて思った 「人間に戻れてよかった・・・しかし・・・・人間の姿は誰にも見られてないはずなのに・・・なぜ?」 (うふふ・・・犬の姿も可愛かったわよ?ナナ) 「えへへそうかい?・・・あれ?どこからか声が・・・」 「どうしたの?ベリュル?」 「オバケ・・・!・・・でも・・・オバケは怖くないオバケもあるぜ!懐かしいオバケだぜ・・・いいオバケは大好きだぜ!」 「よくわからないわ・・・」 そして犬の伝説は幕を下ろしたのであった・・・ ちなみにその後像を調べたら、ちょうど願いがかなえられるのでヘイストとプロテスとブリンクが同時にかかる槍と匂いをかげるアクセサリーもしくは 隕石で死んだおゆきを今ごろ生き返らせ仲間に入れさせるのどちらか選べるぞ 仲間にした場合全てのステータスが1(HPも)だが成長させるとダントツに強くジョブもオールOKという強さ防具はローブなどの軽装のみだが もちろんおゆきを仲間にし気を取り直しふと気付くと次は如何しよう 「いろいろ世界を回るのもいいし、5次元に特攻するのも乙なものだぜ」 「まかせるわよ」 まだまだ新イベントの多い地球・・おまかせの旅・・・ 第733話 303 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/06(火) 18 43 21 ID svG4efHf0 とりあえず銀の神殿に行ってみる事にした・・・・ 「何も起きないぜ・・・・」 するとどこからか銀色の声がこだました・・・・ 「まだ異次元に行くには早い・・・・適時期まで待つのじゃ・・・」 「なんてことだ・・・・早からず遠からずだぜ!」 「仕方ないわね、もうちょっと地球で遊びましょう・・・」 新しく増えた20個ぐらいのイベントのうち、特定のを3つまたはなにかしら5以上クリアすればOK 「それまで世界中を探して周るたびだぜ・・・・」 ワッセーの町のイベントをクリアし仲間におゆきがいれば起こるイベントがあるのだ特殊 「やってきたるはモームの村だぜここにも同じように祭られてる伝説があるぜ」 「ここの名物はマムタルーの黄金像ね誰かに似てるわ」 「なんだか聞いたことあるぞ」 「木になる伝説ね、祭られてるってことは鬼をやっつけたってことかしら?」 宿に行くとおゆきがその話を知っているようだったので聞いてみることに 「俺トイレ」 長話が苦手なベリュルはちょっとトイレがてら散歩に出かけ町の人のヒントを下に像の足元に隠し階段を見つけた 「くっこの中に何があるのだろう」 すると中から一台のカプセルが見つかった 「これはナンダロウ・・・中に入れるぜ!どれどれ」 入ってふたを閉め、徐にスイッチを押すとカプセルが振動を始めた 「なっなんだと・・・だっだれかこれ・・・勝手に!」 するとベリュル入りのカプセルは光とともに一瞬で姿を消した・・・ ふと気付くと宿でおゆきの昔話 「どこから話を始めたらええかの・・・まあ人伝えに聞いた話じゃが・・・昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいたんじゃよ」 ~~~ここからはおゆきの昔話~~~ おじいさんは山へ芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に向かったんじゃ・・・・すると大きな桃がドンブラこと流れてきたんじゃ 「くっ何だこれは俺は一体どうなったんだ・・・出してくれ・・・!ナンダカゆらゆらしてるぞ」 おばあさんは桃を持ち上げ、家に持って帰って包丁で一刀両断したのじゃ・・・すると・・・・ 「うわっ!・・・死ぬところだったぜ・・・!いや、出してくれてありがとうございます・・・俺は・・・ここは?」 すると桃からなんと元気な男の子が出てきたのじゃ 第734話 317 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/07(水) 18 59 43 ID 9uxSnwRR0 神様が授けてくれた子と爺さん達喜んだのじゃ 「ココどこ?俺また変なところに・・・」 「桃から生まれたのでマムタルーと名付けよう」 「いや、俺ベリュルだぜ勝手なことは・・・」 お爺さんはオニが暴れている事を教えたのじゃ 「くっオニだと・・・嫌な予感がしてきたぜ」 「さあさっそくオニ退治に行っておくれキビポーションじゃ」 「勝手に決めるな!だが成り行き上仕方ないぜ」 おばあさん達に見送られ、オニ退治へと出発したのじゃすると 「こんなところに自動操縦レオパルト4が落ちているぜ異次元のヤツラの落とし物か、使えるぞ」 マムタルーは出会った犬を従え進んでさらにいくと 「今度は脳波コントロールステルス戦闘機だぜこれも使えるぞ!」 そしてキジを従え・・・む、猿もおったんじゃったかのまあこの辺は噂は尾ひれはひれじゃ・・・おらんかったかもな そして一行は鬼が島へと到着じゃ 「レオパルト4が水陸両用とは便利だむっ扉に鍵が・・・そうだ!」 キジが飛んで中から鍵を開け(実際に3D視点で操作し鍵をライフルで撃う)鬼達をなぎ倒し総大将と対面したのじゃ 「わしらの仲間も別の場所で頑張っており貴様に負けると四次元進攻手始め地球侵略遅れてしまうので死ね!」 犬がかみつきキジが目潰しマムタルーが鬼を一刀両断したのじゃ 「レオパルトのトマホーク、ステルスのマシンガンは強力だトドメだ!でや!」 鬼たちを謝らせ宝を貰い村へと戻っていったのじゃ 「村まで着いたがレオパルトは海に沈みステルスは燃料切れ宝だけはナントカ・・命からがらだぜ」 「おおマムタルーたったの一日で鬼を倒すとはおおわしらのために宝までありがとうありがとう」 「いや、これは俺の・・・あっ遠くから琴の音が・・・まさか・・・・おい、宝」 ふと気付くとおゆきの昔話は終わりベリュルはダンナーザたちの所へ戻った 「村は宝により豊かになりマムタルーの桃を黄金の像を立てその床に埋めたそうじゃめでたしめでたし」 「何がめでたいもんか!」 「あら、ベリュルおかえりおゆきちゃんの話終わっちゃったわよ」 「こっちはそれどころじゃなかったぜ」 「どうしたの?・・・まあいいわ、そろそろ行きましょ、いい休息になったわ」 そして次の旅へと出発する事になった、が・・・ 第735話 334 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/08(木) 18 42 39 ID 9xeWP4Y60 村を出たとたん、巨大な稲妻に襲われベリュルたちは見知らぬ空間へ連れ去られてしまった・・・ 「コッココハどこだろう・・・アッあの女性は誰だ・・?」 そこには昔見たことがあるような気がするような女性を見かけた 「わらわは時間クイーン・・・ベリュルよ・・・貴方はよくよく勝手なまねをしてくれますね・・・」 「じっ時間クイーンだと?まっまさかあの時間キングの・・・!似てると思ったぜ」 「そうです・・・ベリュルよ、貴方がみだりに何度も千年単位で時空を飛び越えた結果、質量保存の法則が崩れ次元にひずみが起きています」 「でもね」 「言い訳は無用です!こうなった以上貴方には死んでもらうか・・・歴史から姿を消してもらうか・・・」 「ドッチもイヤだ!」 「ならば、2000年前にもう一度行き・・・歪修復の仕事をしなさい・・・そうすれば時空は修復できます・・・」 「もう一人はいやだぜ・・・」 「仲間を連れて行っても構いませんよ」 「行くぜ!で、ナニヲすればいいの」 「それはいってからのお楽しみ・・・ではいってらっしゃいな・・・仕事が終われば自動的に戻ってこれます」 「了解、でも歪が起きて何がまずいの?」 「4次元は5次元と三次元に押しつぶされ、跡形も無く消滅します」 「行ってきます」 ふと気付くと三度2000年前にたどり着いた・・・ 「また着たか・・ついでだから他の場所で頑張ってる俺の勇姿見にいく?」 「ダメデス!オナジジンブツドウシガデアウト、ソノ人間ハショウメツシアタリイチメン空間ゴトケシトビマス!」 「そうだったのか、辞めておこうブルルッしかしココは・・・海岸か・・・ちょっと熱いぜ、南の方だな」 すると遠くの方で子供達と話している男を見つけた 「ナンダロウアレは・・・・あっ子供がアダマンタイマイの子供を捕まえていじめてるぜ!」 「あの男がたしなめてるようね・・・あら、子供がいなくなったわ・・・」 「あっアダマンタイマイの子供の背中に乗って船出したぜ!まさか・・・!異次元へ・・・?」 「追いかけましょう!」 助けた亀に連れ去られ・・・ 第736話 346 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/09(金) 20 02 14 ID sXQZhCVj0 辺りに小船があったので、ロボがちょっと改造しエンジンをつけて発進した 「気付かれないように追いかけましょう」 「いつ異次元に行くのだろうか?」 しかしいつまでたっても生みの上をさまようだけでワープする気配は無い 「そんなはずは無いぜ・・・あっ島が見えてきたぜ」 そこにはきらびやかな宮殿がある町のある町の港だった 「ここが異次元?・・いや違うよな・・・どういうことだぜ」 男と亀を追っていくとステキな宮殿に着いたのでついていき中に入ったすると美しい女性が登場 「お待ちしておりました・・・ベリュル様」 「なっなぜ俺のことを!お前は誰だ!」 「時間クイーン様から承っております」 「そういうことなら」 「我々をお救いください・・・異次元からやってきた魔物が西の塔に住み着いたのです・・・」 「許せないぜ貴方の名前はなんですか」 「私は甲姫です・・・」 「男がさっき亀にさらわれてきた見たいだけど」 「ああ、あのお方なら妹の乙姫がお相手しております・・・・」 「まあいい、西の塔をとっとと攻略し仕事をすませるぜ!」 「御願いします・・・・異次元の魔の手からこの地球をお救い下しア・・・」 「俺たちはそのために来たのだぜ何かいい武器ないかな」 「こんなものでよければ・・・・私の羽衣と、珊瑚の剣です」 「ありがとう大事に使わせていただくぜ!」 「御願いします・・・この国を・・・この地球をお救いください」 「巣食う奴から救わねば地球ではないぜ!」 ふと気付くと西の塔にたどり着いた 「なんて禍々しい塔だ・・・・塔自身がハニワの形をしているぜ」 「まさにハニワタワーというわけね・・・」 「そっそうか、ハニワが異次元からの侵略者だったのか!」 「なるほど、未来になって掘り出されるハニワは、化石のようなものなのね!」 驚きの真実・・・・ 第737話 356 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/10(土) 11 17 32 ID SesLkduL0 「乙姫と甲姫の美しさは甲乙つけがたいぜはっこの二人がこのことわざの由来だったのか」 「そうなの」 西の塔に入って一同は驚きを隠せなかった 「くっハニワだらけだぜ!モンスターがみんなハニワ!」 ハニワゴブリン、ハニワスライム、レッドハニワ等 「ハニワだらけのハニワからずやだぜ・・・」 そしてモンスターたちを蹴散らし、最上階に行くと大きな黄色いボスハニワがいた 「貴様も異次元の者か!」 「そうだ・・・・なぜそれを知っている?知っているからには死ね!」 「俺はベリュルだぜ!」 強かったが魔法防御は65535×2ととんでもないが雷ンダーに弱くナントカ倒すがまだ倒せなかった 「どうだ!地球はわたさないぜ!俺たちが守るぜ!」 「わしをここまで追い詰めるとは・・・見せてやろう・・・次元科学の最先端の魔法を・・・!」 「なっ何を始める気だ・・・・!」 するとハニワの目が光り空が暗くなり、顔つきの巨大な彗星が地球めがけて突進してきた! 「食らえ・・!我が5次元の力を結集した、ディメンションメテオ・・・!」 「なにっ・・・ぐわあああああああ・・・・おや何も起こらないぜ・・・遠くで地揺れが・・・」 「くそっ・・この次元の次場に慣れていないせいで落下地点を誤ってしまったか・・・間違いなくベリュル貴様を狙ったはずだったが・・」 「一体どこに落としたんだ!危険な野郎だぜ!」 「危険でなければ使う意味が無かろう!時間軸、空間座標軸どちらかがまだずれていたのか・・・空間座標軸か?まあいい、まだ手段はある!」 「くっ許せないぜ」 するとハニワにひびが入り、中から何かが出てきた! ふと気付くと新しいボスと対面 「まっまたハニワだと・・・!今度は体が人間で顔がハニワだぜ!」 「これがわしの真の姿・・・ハニワ・ハ・ニワだ!」 「許せないぜ!」 ハニワなのに目玉があり、こちらをぎょろぎょろにらみつけている 「さあ食らえ・・・我が刀の威力、思い知るが良い!」 「なっなんだその不思議な武器は・・・・!」 「これは・・・七支刀という武器だ・・・くくくどりゃああああ」 恐怖の武器・・・! 第738話 368 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/11(日) 10 54 38 ID SSxQBMtB0 すごい武器だ 「くっだが武器一つで勝敗を決するものではないぜ!武器なんて飾りだぜ!」 「そうれはどうかな?さあ抵抗せず受けてみよ!」 襲ってきたがたまげたのだ攻撃力もさながら、力があるのモンスターなのだ 「ククク攻撃力400程度だが、7回攻撃さらに!ジャーン!」 「なっ二刀流というわけか!合計14回攻撃!」 本来は一回のダメージが8000程度×2なのだが、一回攻撃が7倍なので56000×2ダメージなのだ! 「ゴーレムも意味無いぜ!しかもヘイスト頻繁!」 頑張りナントカ倒したちなみに、しちしとうは盗めないが落とすが、落とす確率は1/4096だぞ 「お・・・ば・・・・これで・・・4次元征服の夢が・・・己・・・ガラガラ」 「ガラガラと音を立てて崩れていくむっ塔も崩れるぞあっ埴輪の死によって時間が乱れる、わああ!」 ベリュルたちは塔ゴト吹っ飛び空間がゆがみソノ中に放り出されそのまま気を失た・・・ 「ふと気付くと・・・むっ立派な宮殿の前あっ甲姫様じゃないですか」 「ご苦労様です、実は今はあのときから50年立っております」 「困るんだけど」 「大丈夫、おかげで世界は救われました・・・」 「・・・しかし貴方はなぜ50年たっても美しいんですか」 「私達は時間クイーンの娘・・・時間プリンセスなんです・・・お土産にこの箱をあげましょう」 「なっ開けたら最後の代物なのか!?時間だけに関連する箱という事か!」 「なんのことでしょう?ただの鏡ですよ、別名真実の鏡とも言いますがほらパカッ」 あけると自分が写るただの綺麗な鏡の入った箱だった 「はは・・・あれ・・・浦島太郎はどうした?」 「あの方は・・・さんざんここで遊んだ挙句、昨日「一ヶ月もたったからもう帰りたい」と言い出し帰しました」 「何十年が一瞬で過ぎ去ったほどおいしい思いをしてたのか!許せないぜ!」 「何十年も遊びほうけて自分が年を取ったのもわからなかったのねそれで鏡を見て吃驚、いきなり年老いたかのように」 「そのくせ玉手箱のせいで年をとっただの、なんてやつだ!」 「浦島太郎なんかじゃなく、うらめし太郎だわ!」 ふと気付くと元の世界に戻ってきた 「シュウウウ・・・やれやれ、2000年前ともこれでおさらばだぜ」 「異次元にいきましょ?やられる前に!」 やられるまえにやれ・・・ 第739話 382 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/12(月) 18 58 40 ID 2c+SA6BA0 今までの三つが異次元絡みの三つの特殊イベントなのだこれらによって後に影響あるのもあるぞ 「これで時期が来たはずよ!異次元討伐の大義名分もたったわ!」 「他のイベントをしてもいいし、もう乗り込んでもいいというわけか」 他にも、チョコボ密漁をしたあの男、歌う魚ウータン、愉快怪盗ピピン、チョッパスの無限回廊、海底マグマ王等があるぞ 「まあ、早く行こうよ」 プレイヤーが好きにしたらいいので、やってもいいし無視してもいいしもったいないし自由だしかし其の時 「あら?ベリュルどうしたの?」 「頭がガンガンするのだ・・・・」 「また?大丈夫?」 「もう駄目なのだ・・・しにそう・・・・」 そこでその場でコテージをはって休む事にしたが・・・ 「ねえ、大丈夫?」 「うーん、うーん痛いよ・・・痛いよう・・・・」 「どうしたのかしら・・・・」 「とりあえずゆっくり寝かせましょう」 そしてベリュルは苦しみの中眠りについた・・・・ ふと気付くとベリュルの目が覚めた 「うーん、よく寝た・・・まだ頭がガンガンするのだ・・・あれ?」 周りを見ると、自分がどこかの家の部屋で寝てるようだと気付いた 「ここはどこ?コテージの中じゃなかったっけ・・・ダンナーザやメリアナニーは?」 呼びかけたが返事は無い・・・ 「寂しいのだ・・・しかもなんか薄暗いし・・・怖いのだ!助けて!」 布団に隠れるが、どうしょうも無いと気付き起き上がった 「この家は一体なんなのだ?」 すると、扉の向こうでギーッ・・ギーッっと足音がした 「誰!誰なの!オバケ!?」 声を上げながら扉を開けるが・・・・ 「だっだっ誰もいっいないのだっねえ!誰かいるんでしょ!そこにいるのはわかってるぞ!」 しかし返事は無い・・・・薄暗い廊下は静まり返ったしかも・・・ 「チリーン・・チリーン・・」 闇の奥から鈴の音が鳴り始めた・・・ 第740話 394 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/13(火) 19 00 18 ID uoH6iW4S0 鈴の音が怖くなり部屋に引き返そうとしたとたんパチンと部屋の電気が切れ、部屋が真っ暗になりカーテンに不気味な人影が写った・・・ 「オバケ!」 ベリュルは一目散に廊下に逃げ出し走り出した・・・! 「はぁはぁ・・・しまった・・・ここはどこだ・・ん、この部屋から声が聞こえてくるぞ」 「クスクス・・・いやぁねえ・・・そうね」 「女の子達の声だ・・・これはダンナーザたち?おおい!」 そしてドアをバタンと開けたが・・・沈黙 「だだだだ誰もいない・・・暗闇の部屋に女性の写真が立てかけられ・・・写真がこっち見てる!ギャアアアアアアア!」 恐ろしくなりまた廊下に逃げだした・・・そして突き当たりは台所だった・・・ 「トントントントン」 包丁を叩く音が聞こえるどうやら夕暮れのようだ 「だだだだれかいるの!だだ誰だ!わかってるんだぞ!」 「あら・・・ベリュル・・・御飯の支度が出来ましたよ・・・・」 「そういえばおなか減ったなあ、母さん御飯!」 シルエットは暗くてよく見えない・・・そして運ばれてきた食事 「いただきまーす・・・これはなに?・・・人・・・人の顔・・・・手首・・・」 「いっぱい食べなさい・・・・」 「ぎ・・・ギャアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 ふと気付くと目が覚めていて目の前にはダンナーザがいた 「ちょっとベリュル大丈夫?ずいぶんうなされてたわよそんなに震えて・・・ち、ちょっと甘えすぎよ・・・どしたの?何で泣いてるのよ?」 「はあはあ・・・おばけ・・・おば・・・夢・・・」 「あらあらまったく・・・・・そうだ!ねえベリュル・・・」 「・・・なに?」 「バァ!」 「ギャアアア!のっぺらぼう・・・・!」 「あら?ちょっと脅かしただけなのに気絶しちゃって・・・仮面よ、これ・・・もう・・・」 「ねえダンナーザ、さっきから何を騒いでるの?ベリュル元気になった?」 「あっ・・・メリアナニー、それがねえ全くこの人は・・・」 そしてまたベリュルは悪夢に引きずりこまれた・・・ 次 第741話~第750話
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ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- ・簡略版:part20-768,853~855 ・詳細版:part21-108~109,111~113,177~183,223~225,311~313,397~401,462~468 853 DCFF7超簡易まとめ◇l1l6Ur354A sage2006/01/30(月)22 03 50ID OAVwGRIa FF7から三年後 FF7ACから1年後の物語 つい最近になり、メテオの影響で近づけなかったミッドガルに近づくことに成功したとある団体が ミッドガル地下に大規模な施設があることを発見、発表 テレビでも取り上げられるが、地下に進む映像を最後に 消息を絶った そして突如、世界各地で『ディープグラウンドソルジャー(DGソルジャー)』が暴れ始める DGソルジャーとは3年前、 プレジデント神羅時代にミットガルの地下に建設された 「ディープグラウンド」に閉じ込められたソルジャー達であり 様々な肉体実験を受けた神羅の闇ような存在 (元は怪我したソルジャー達を療養させる場所であった) メテオの影響で「ディープグラウンド」に閉じ込められたソルジャー達はこの3年間、 ソルジャー同士で殺しあっていた。彼らは、殺しあうことしか知らなかったから。 これに対抗する組織、世界再生機構がDGソルジャーに立ちはだかります。 (リーブ、ケット・シーを操作していた人が組織の中心になってます。ユフィも所属) ヴィンセントも流されるままに協力します が、あっという間に世界再生機構の本部がDGソルジャーに攻め滅ぼされ、 仕方なく、DGソルジャー本拠地のミッドガルに総攻撃を掛けることになります。 (ここで、シドが登場。飛空挺師団のを率いて現れます) 地上からクラウド、ティファ、バレット 空中から飛空挺師団を率いたシド、ユフィ、ヴィンセントがミッドガルに攻め込みます ミッドガル潜入に成功したしたヴィンセントは DGソルジャーのエリート集団『ツヴィエート』というDGソルジャーを倒しながら 「ディープグラウンド」を目指します (ここらへんでルクレツィアがヴィンセントを拒んだ理由などがある程度予想できます) 「ディープグラウンド」に到着 そしてその奥でDGソルジャーのリーダ格ヴァイス(宝条)を倒し、 オメガを倒し、この世界にまた平和が訪れるのであった ちなみに 768は本当です もう売ってしまったので詳しいのは他の人頼む 854 名無しさん@お腹いっぱい。 sage2006/01/30(月)23 41 08ID i+hWQq61 853 乙です (ここらへんでルクレツィアがヴィンセントを拒んだ理由などがある程度予想できます) ここんとこkwsk 855 名無しさん@お腹いっぱい。 sage2006/01/31(火)00 02 08ID +K3bXygP ルクレツィアとヴィンセントの父親(グリモア・ヴァレンタイン)は知り合い(ヴィンセント父も博士) が、ルクレツィアのカオス理論の実験中の事故でルクレツィアを庇い、 グリモア博士の腕にカオス細胞らしきものが付着してしまう その直後かは不明だが、グリモア博士死亡 死ぬ直前に息子(ヴィンセント)を頼むと言って ヴィンセントがグリモアと、似てるせいもあってかどうかはわからないが 少なくともこの事故が影響してるように見えた 108 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/05(日) 21 45 28 ID sKyUQPKW 前スレで詳しくあらすじが知りたいという方が居たので書かせて頂きます。 用語説明 メテオ:星に小惑星をぶつけて滅亡させる古代の魔法。FF7本編でセフィロスが使用した。 直撃は免れたが、少なからず星にダメージを与えた。 ライフストリーム:星を流れる意志。死んだ者はライフストリームへと還るらしい。 魔晄:大企業神羅カンパニーがライフストリームに付けた名称。エネルギー資源として 利用されている。 ジェノバ:2000年前に空から降ってきた生命体。古代種と呼ばれる人達を絶滅寸前まで 追いやった。ジェノバの細胞はばらばらにしても1つになろうとする性質を持ち、この現象を 「リユニオン」と呼ぶ。 世界再生機構(WRO):星に害をなす全ての存在を排除するために結成された組織。局長はリーブ。 人物紹介 ヴィンセント・ヴァレンタイン:本作の主人公。宝条に体を改造され、怪物に変身する 能力を持つ。最愛の人であるルクレツィアを守れなかったことを悔い続けている。 ルクレツィア・クレシェント:元新羅の科学者。実験のために自らの胎児に ジェノバ細胞を埋め込み、そのせいで死ねない体になる。本作ではある洞窟の中で眠りについている。 宝条:ルクレツィアの同僚であり夫でもある。倫理を無視した実験を繰り返していた。 ユフィ・キサラギ:忍者の里ウータイ出身の少女。FF7本編でヴィンセントと 一緒に戦った。乗り物酔いが激しい。 リーブ・トウェスティ:FF7本編では猫のぬいぐるみ「ケット・シー」を操り 戦闘に参加していた。神羅カンパニーの元幹部。 シド・ハイウインド:飛空艇シエラ号の操縦手。ユフィ、リーブと同じくFF7本編で ヴィンセントと一緒に戦った。シエラとは奥さんの名前。 この他にもFF7本編のキャラが出てくるけど、出番が少ないので省略。 【プロローグ】 FF7本編のラストの話。 ユフィとヴィンセントは仲間と別行動し、崩壊した都市ミッドガルで負傷者の 救出をしていた。一通り救出作業が終わり、撤収しようとしたところで、ヴィンセントが 魔晄キャノンに生存者がいるのに気付く。ユフィ達を先に逃がし、1人魔晄キャノンに 向かう。そこに居たのは死んだはずの宝条だった。モニターに突っ伏して何かをしている宝条。 ヴィンセントはその背中に銃口を向ける。しかし近くで起きた爆発に一瞬気を取られている間に、 宝条の姿は消えていた。 連鎖的に爆発が起き崩壊寸前の魔晄キャノン。そこにユフィがホバーバイクに乗って助けに来て、 ギリギリのところで脱出する。 109 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/05(日) 21 49 54 ID sKyUQPKW 【第1章 業火に包まれしカームの街】 本編から3年後、ヴィンセントはかつての仲間リーブから呼び出され、カームの街に 来ていた。丁度街ではメテオから復興したことを祝う「復興際」が行われ、賑わっていた。 そんな街の喧騒から離れ、1人物思いにふけるヴィンセント。 彼は仲間達と離れた後、洞窟の中(本編で出てきたルクレツィアの祠?)で眠る ルクレツィアの元を訪れていた。傍らに座り、ルクレツィアを見つめるヴィンセントの耳に、 「ごめんなさい」と言う声が聞こえる。 「なぜ?謝るのは・・・私だ」と呟くヴィンセント。 その時、突然カームに爆音が響き渡り、我に返る。空を見上げると無数の戦闘ヘリが 飛び交っていた。そこから武装した兵士が降下し、戸惑う人々を虐殺していく。 兵士を倒しつつ、リーブとの待ち合わせ場所に向かうが、そこには戦闘ヘリが待ち構えていた。 銃で応戦するがミサイルで反撃され、かろうじて建物の中に逃げ込む。 建物の中を歩いていると床を突き破って人間とは思えないほどの巨大な体躯をした男と 年端も行かない少女が現れる。 2人はヴィンセントに対し、「エンシェントマテリアはどこだ」と聞いてくるが、 そんなもの全く知らない。何も言わないヴィンセントに実力行使だ、と男が 襲いかかろうとするが、少女が倒れてしまう。 興がそがれた、と少女を連れて去っていく男、彼は自分の名はアスール、と言った。 それと入れ違いにリーブがやってくる。協力を要請するリーブに対して、 面倒ごとには巻き込まれたくないと拒否するヴィンセント。その時、リーブが 兵士の攻撃を受け、倒れてしまう。 血相を変えて抱きかかえるが、いきなり首がボロッととれて中からケット・シーが 登場。戦闘が苦手だからリーブの人形の中に隠れていたらしい。 結局協力することになり、WROの隊員とともに戦う。再度襲撃してきた戦闘ヘリを 魔獣「ガリアンビースト」に変身して叩き落すが、その直後に多数の兵士に 囲まれてピンチ。 そこにリーブ(本物)がWRO隊員を率いて登場し、事なきを得た。 リーブの話では、カームだけでなくエッジの街も襲撃されているらしく、一緒に 援護に向かうことになる。 111 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/05(日) 21 52 24 ID sKyUQPKW 【第2章 荒れた地の死闘】 輸送トラックの中で謎の兵士の正体をリーブに尋ねるヴィンセント。 リーブ曰く、彼らはディープグラウンドソルジャー(DGS)と呼ばれる存在らしい。 神羅カンパニーの元社長プレジデント神羅が、「人はどれだけ強くなれるか」を研究 するためにミッドガルの地下深くに建設した施設、神羅の闇、それがDG。 その存在は極秘中の極秘で、知っていたのは神羅の軍事・兵器部門の統括をしていた ハイデッガーとスカーレット(両方とも故人)と科学部門統括の宝条だけだった。 当時神羅の幹部であったリーブも名前だけは知っていたが、それがどのようなものかは 全く知らなかった。最近になって残された資料から明らかになったらしい。 ヴィンセントが会ったアスールという男は、「ツヴィエート」と呼ばれるDGSのエリートで、 蒼きアスール、と呼ばれている。 またリーブは最近起こっている奇妙な事件についても語る。ジュノンの街では1200人もの人が 何の痕跡も残さず一夜にして消えた。それと時を同じくして、ミッドガルに近いエッジでは 夜になると、どこからか人のもがき苦しむ声が聞こえてくるようになったらしい。 その時WRO隊員が慌てた声でモニターをつけて下さいと言う。言われた通りにつけると、 白い髪の男が演説を行っていた。 「時は来た。我々はこれより世界の刈り取りを行う。」 選ばれた者は糧として利用し、選ばれる価値の無い者は皆殺しにする、そう言うと映像は 切れてしまった。 突然のことに動揺するリーブ、そこにガードハウンド達が襲撃する。ヴィンセントが銃で 応戦し、撃退するがトラックは横転してしまう。 リーブは先程の放送が気になるのでWRO本部に戻ることに。エッジにはヴィンセント1人で向かう。 112 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/05(日) 21 54 14 ID sKyUQPKW 【第3章 エッジ、静寂に抱かれ】 エッジにはWROの先遣隊も、避難し遅れた一般人も全く居らず静まり返っていた。 街の中を歩いているといきなり白衣を着た女性に銃を突きつけられる。 しかしヴィンセントがリーブの仲間だと知ると銃を降ろす。 女性の名はシャルア。WROに所属する科学者であり、エッジには探し物があって 来たらしい。 何を探しているのかを聞くと、「私の命さ」と言って去っていった。 街を捜索していると、瀕死のWRO隊員を発見、仲間が朱いソルジャーに全員殺されたこと、 人々が街外れの倉庫に連れて行かれたことを告げると息を引き取った。 途中、生き残りの少年から倉庫へ向かう道のカードキーの場所を教えてもらう。 カードキーでロックを解除し、倉庫に到着。そこにいたDGSの部隊を全滅させるが、 ヴィンセントの前にツヴィエートの1人「朱のロッソ」が現れる。 カームで会った2人組同様エンシェントマテリアをよこせと言われる。 エンシェントマテリアは「オメガ」というものを制御する鍵らしい。しかし 知らないものは知らない。攻撃してくるロッソ。攻撃をまともに食らって 吹っ飛ぶヴィンセント。 その時ヴィンセントの中に眠る最強の魔物、カオスが発現する。カオスの右胸には 青く輝くマテリアが埋め込まれていた。驚愕するロッソを衝撃波で吹き飛ばすが、 そのまま気を失ってしまう。 113 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/05(日) 21 56 30 ID sKyUQPKW 【第4章 WRO急襲される】 ヴィンセントの回想。 「なぜこんなことに!」と宝条に詰め寄るヴィンセント。しかし撃たれてしまう。 瀕死の重傷を負って倒れ付すヴィンセントを見下ろしながら宝条は呟く。 「そうだ・・・使って・・・実験・・・ ひゃははは・・・天才・・・これ・・・。」 そして改造実験を行うがヴィンセントはそれに耐え切れず、命を落とす。 目が覚めると、ヴィンセントは治療用のポッドの中に入れられていた。ポッドの外には シャルア。倒れていたところを彼女に助けられ、WROの本部まで連れて来られたらしい。 おそらく体内の魔獣の因子が暴走したんだろうと言うシャルア。 「暴走・・・カオスか?」と呟くとシャルアは驚愕する。 カオスはルクレツィアが研究していた生命体。ヴィンセントはルクレツィアの 研究成果ではないかと言われ、ショックを受ける。シャルアは以前ルクレツィアの 「星の循環」という題の論文を読んだことがあり、そこにはこう記されていた。 「星の淀み生まれし魂 汚れ除き清き流れ 終わり名を持つオメガへ導く その名はカオス 星の海への導き手」 しかし断片しか読んだことが無いためどういう意味なのかはわからないらしい。 その時、本部の場所を突き止めたアスール達が攻め込んで来たため、ヴィンセントは 応戦するため部屋を出て行く。残されたシャルアは、監視カメラに一瞬映った少女の姿に驚愕する。 リーブを助けに司令室に行くと、ケット・シーとともにDGSをぶちのめしていた。 自分のことよりツヴィエートを何とかして欲しいと頼まれたので、アスールを追うことに。 アスールの行方を捜していると、突然シャルアに銃を向けられる。しかしそれは ヴィンセントに対してではなく、背後に隠れていた少女に向けてのものだった。 少女のことをシェルクと呼び懐かしがるシャルア。シェルクはシャルアの妹だった。 しかしシェルクはシャルアを拒絶する。 シェルクは10年前神羅に誘拐され、DGで様々な実験を受けた。 頭も体もいじくられて、毎日が苦痛と恐怖の連続だったと言う。 シェルクの年齢は19。しかし実験の影響でその容姿は10歳前後にしか見えなかった。 「しかし自分が世界で一番不幸だとは思っていません。 『いつか誰かが助けてくれるかも』とありもしない希望を持ち続けてしまっただけ」 と言うシェルクに、ごめんね、と言って泣き崩れるシャルア。 そこにリーブが現れる。リーブはシェルクに、シャルアが必死になってシェルクを探していたことを伝える。 左目と左腕を失い、内臓のほとんどを人工臓器に交換し、ずっと神羅と戦ってきた。全てシェルクのために。 しかしシェルクはくだらない、馬鹿みたいと呟くと手に持った電磁サーベルを振り上げた。 リーブは天井のスプリンクラーを撃ち抜いて周囲を水浸しにし、電磁サーベルをショートさせる。 ヴィンセントはリーブからもらった麻酔装置を使ってシェルクを眠らせる。 シェルクのことはシャルアに任せその場を後にし、廊下を歩いていると天井をぶち破って アスールが登場。巨大なキャノン砲を手に襲い掛かって来る。 ろくに銃撃が効かないため、近くにあった爆薬入りのドラム缶を打ち抜き、大爆発を起こして撃破。 まだ終わりではない、そう言い残すとアスールは倒れた。 ヴィンセントはオメガについて詳しく調べるため、神羅屋敷に向かう。 リーブもまたDGSの目的を探ろうと行動を始めた。 177 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 44 16 ID sgd3HREm 【第5章 悲しみの神羅屋敷】 神羅屋敷は30年前ヴィンセントとルクレツィアが出会い、また罪の意識に苛まれた ヴィンセントが眠り続けた場所。 神羅屋敷のあるニブルヘイム周辺にもDGSが展開しているため、下水を通って 地下から侵入することに。下水に住み着いていたサハギンを倒し、屋敷へと 通じるエレベーターに乗る。 エレベーターの中でヴィンセントはルクレツィアと初めて会った時のことを 思い出していた。 ルクレツィアの護衛のため、タークス(神羅の中で要人の護衛や破壊工作を 担当する部署)に所属していたヴィンセントは神羅屋敷を訪れる。初対面の はずなのに彼を知っているようなそぶりを見せ、動揺するルクレツィア。 不思議がるヴィンセントに、タークスの人を見るのは初めてだから驚いただけだと 説明する。 「よろしくね、護衛さん。」そう言うとルクレツィアはニッコリと微笑んだ。 その頃、リーブの操るケット・シーは情報収集のためDGの奥深くまで 潜入していた。警備兵に見つからないように移動し、さらに奥へと進む。 そこでカームの街にあったコンテナを発見(DGSは人々を虐殺する一方で 一部の人をコンテナに詰めて連れ去っていた)。そのコンテナは中に人を 入れたままケット・シーの目の前で魔晄炉に落とされる。驚愕するケット・シー の前にツヴィエートの1人「漆黒の闇ネロ」が現れ、黒いオーラでケット・シーを 消し去ってしまった。 屋敷に到着したヴィンセントはルクレツィアのホログラムと対面する。 ホログラム曰く、オメガは他の命同様ライフストリームから生まれるが、 オメガが生まれると全ての命が終わるらしい。 詳しいデータは屋敷内に残してあるらしい。ホログラムはヴィンセントに ごめんなさい、と言うと消えていった。 178 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 44 59 ID sgd3HREm データを探して屋敷内をうろうろしていると、目の前にロッソが現れる。 ヴィンセントはロッソに対してDGSがオメガを使って何をしようと しているのかを問いただす。 ロッソ曰く、DGSの頂点には「ヴァイス」という者がいて、皆ヴァイスに 賛同して行動している。ヴァイスがオメガを求めれば、そのために動く。 しかしロッソにとってはオメガなどどうでもいい存在。人を殺すことしか知らない ロッソは人類を皆殺しにするのが夢で、それを叶える為に動いている。 あなたにも分かるでしょう?と言うロッソにヴィンセントは「分かりかねるな」と 銃口を向ける。 所詮同じくせに、そう言うとロッソは戦闘兵器「ブラックウィドー」をけしかけてくる。 ブラックウィドーを倒すとロッソが不意打ちし、ヴィンセントの胸からマテリアを えぐり出す。倒れ伏すヴィンセントの体が一瞬カオスへと変貌するが、上手く 制御できずに元に戻ってしまう。 ロッソはヴィンセントにとどめを刺そうとするが、その瞬間フードで顔を隠した 少女がロッソを妨害。眩い光で目をくらませ、一瞬のうちにヴィンセントとともに 消えた。マテリアを手にロッソは呟く。 「あの傷で生きながらえるなら、次こそちゃんと切り刻んであげる。 でもこれで・・・終わりが始まるわ・・・。」 179 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 45 43 ID sgd3HREm 【第6章 ディープグラウンドの逆襲】 再びヴィンセントの回想。 宝条はルクレツィアとの間に出来た子供を実験に利用しようとしていた。 反対するヴィンセントに対して宝条は「部外者は口を出すな」と言う。 君はそれでいいのか、と問うヴィンセントに対してルクレツィアは怒鳴る。 「なんで『君は』なのよ!私?私だけの問題ならあなたには関係ない!」 ヴィンセントはそれ以上何も言うことが出来なかった。 (見てるだけだった・・・彼女を止めなかった・・・そしてそれが罪) (だからこれは(怪物に姿を変えられて悲鳴を上げるヴィンセントの姿が映る)・・・ 与えられし罰・・・) 目を覚ますとWROの輸送トラックの中にいた。傍らには先ほど助けてくれた フードの少女がいる。少女の正体はかつての仲間ユフィだった。 リーブに協力している彼女は神羅屋敷を調査中にヴィンセントを見つけて救助した。 胸に大きな穴が開いていたけれどもすぐに治ったらしい。 胸に埋まっていたマテリアのことも気になるが、とりあえず本部に戻って作戦を 練ることに。 180 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 46 16 ID sgd3HREm その時トラックがDGSに急襲され、横転してしまう。頭を強打して気絶したユフィは そのままにしておき、徒歩で本部に向かう。 進路を阻むDGSを倒し、本部に侵攻中のヘリ部隊を機銃で撃墜し、再び現れた ブラックウィドーを倒し、ようやく辿り着いた本部はメチャクチャになっていた。 敵を倒して先に進むと、シャルアと麻酔から覚めたシェルクに出会う。そこに 復活し4本足の異形の怪物になったアスールが登場。アスールは味方であるはずの シェルクに襲い掛かる。 シェルクの使命はエンシェントマテリアを持つ者の特定。エンシェントマテリアを 手に入れた今、シェルクは用済みだと言う。勝ち目が無いと悟ったシェルクは 持っていたマテリアでアスールの動きを一時的に封じる。その間に近くの隔壁を 閉じて逃げようとする3人だが、シャルアとシェルクは逃げ遅れてしまう。 シャルアは閉じていく隔壁に義手を挟み、その隙間からシェルクを中に入れた。 「生きててくれてよかった、今でも大好きだよ」そう言い残すと義手は壊れ、隔壁は 完全に閉じた。助けられなかったことを悔やみ、隔壁を思い切り叩くヴィンセント。 隔壁の向こうでは轟音が響き、人工血液と思われるおびただしい量の液体が 流れ込んできた。 呆然とするシェルクの手を引き、ヴィンセントはその場から逃走する。 181 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 47 05 ID sgd3HREm 【第7章 飛空艇、その名はシエラ号】 DGSは退却したが、本部は壊滅状態になってしまった。 落ち込むリーブに対しヴィンセントは、「時を止めた私に前に進むことを教えたのは お前達だ」と言って励ます。 研究室に行くと、ユフィとシェルク、治療用ポッドに入れられているシャルアがいた。 シャルアは脳に損傷を受けており、奇跡でも起こらない限り目を覚まさないらしい。 馬鹿な人、と呟くシェルクに対し、ユフィは平手打ちを喰らわして部屋を 出て行ってしまう。 残されたヴィンセントは、シャルアが以前自分の命を探していると言ったことを 教え、シャルアにとってはシェルクこそが命だったのだろう、と言う。 なぜ自分の命をかけてまで、と問うシェルクにヴィンセントは答える。 「人は誰かを守るために・・・本当に大切なものを守るために 命をかけることができる、それが人なのだろう。」 あなたも、と問いかけるシェルク、しかし急に足元がふらついて倒れそうになる。 ヴィンセントが支えようと肩に手を掛けた瞬間、なぜかヴィンセントの脳裏に 30年前、ルクレツィアと過ごした幸せだった頃の記憶が蘇る。 突然のことに動揺していると、リーブがやってくる。 元気を取り戻したリーブは、神羅屋敷で見つけたオメガのデータが不完全だったと言う。 その時シェルクが提案する。「そのデータ、私の中に入れてみませんか?」 シェルクはエンシェントマテリアの探索のためにルクレツィアの研究データを 体の中に入れた。しかしデータにはルクレツィアの記憶等も断片化されて 保存されていたらしく、シェルクの思考にまでそれが干渉してきたらしい。 新たなデータを入れれば干渉がおさまるのではないか、とシェルクは考えているらしく、 リーブ達もその考えを了承する。 その時ユフィがヴィンセント達を呼ぶ。呼ばれた通り外に出ると、 空を埋め尽くすほどの無数の飛空艇が向かってきていた。そしてその一団を 指揮するのはかつての仲間シドだった。 182 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 47 55 ID sgd3HREm シドの飛空艇シエラ号に乗り込み作戦会議までの時間を自由に過ごす。シェルクの 所に行くと、モニターを前にして何かの作業をしていた。シエラ号の設備を センシティブ・ネット・ダイブ(SND)が出来るように改良しているらしい。 SNDとは、自分の感覚を残したままネット空間に潜行し情報を得るシェルク 特有の能力。人の精神などにも潜行することが可能らしい。一心不乱にモニターに 向かうシェルクを見て、やはり姉妹だな、とヴィンセントは呟く。 ブリッジに戻ると作戦会議がスタート。シェルクの中にオメガのデータを入れると、 データが完全に復元されオメガの詳細が判明する。 オメガは3年前に出現した「ウェポン」の仲間であり、命の流れを守るシステム。 星が終焉を迎えるとオメガは生まれ、星中の命を1つに集め、宇宙へと飛び去っていく。 オメガが去った後の星は命が一切無い死の星となる。オメガそのものには害意は無く、 星の終焉の時まで現れることは無い。 ヴァイスは攫った人々を魔晄炉に落とし、純度の高いライフストリームを作り出して 多くの命が星に環った状態を人工的に作り出し、オメガを復活させようとしている。 オメガが生まれる場所、それはDGにある零番魔晄炉。地上部隊が他の魔晄炉を 止め、ヴィンセントとユフィは空から降下しDGに突入、零番魔晄炉を叩くことに。 作戦決行まで時間があるので、自由行動に。ユフィは乗り物酔いでグロッキー、 リーブはケット・シーと一緒に休憩中。シェルクは疲れたのか部屋で休んでいた。 部屋の中にはシャルアの入ったポッドも。本部施設はもう使えないのでここで 治療を試みるらしい。 1人で廊下を歩いていると、急に激しい苦痛に襲われる。そのままヴィンセントは カオスに変貌。たまたま通りかかったWRO隊員に襲い掛かりそうになるが 目の前にルクレツィアの幻影が現れ、暴走が止まる。夢だったのか、と思ったのも 束の間、壁にはカオスの爪あとがくっきりと残っていた。カオスが抑えきれなくなっているのか、ヴィンセントは再び胸を押さえて苦しみだす。 183 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/09(木) 01 50 03 ID sgd3HREm 今日はここまで。これで半分くらいです。 あとちょっと訂正。第3章のカオスに埋まってるマテリアは 右胸ではなく左胸(心臓の辺り)にあります。 223 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/11(土) 22 25 55 ID s5qFM92+ 【第8章(1) ミッドガル総攻撃開始】 作戦開始直前、シェルクはカームで拾ったヴィンセントの携帯を返す。 改良を加えて、シェルクと直通通信できるようにしたらしい。 可能な限りサポートする、と言うシェルクに「頼むぞ」と言うと、戸惑いを見せる。 いつも命じられて動いていただけなので、頼みごとをされるのに慣れていないらしい。 すると調子に乗ったリーブにシエラ号の警護まで頼まれてしまい、「なんで私が」と さらに戸惑う。 DGの本拠地であるミッドガルへの攻撃が開始された。対空砲によっていくつもの 飛空艇が撃墜されるが、WRO側もミサイルでDGの兵器を破壊していく。 地上からはかつて共に戦った仲間、クラウド、ティファ、バレットが突入する。 バイクで銃弾をかいくぐるクラウドをロッソが襲撃、2人が剣を交えると周囲に 衝撃波が広がった。ユフィとヴィンセントも空飛ぶスケボーみたいなもの(名前が わからない)に乗って降下するが、被弾して予定の降下地点からかなり離れたところに 落ちてしまう。ユフィとも離れ離れに。さっそく通信してきたシェルクにも怒られる。 落ちたのは旧7番街スラム、列車墓場。ヴィンセントと同様に降下地点が ずれてしまったWRO隊員を守りながら、中央塔に向かう。 224 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/11(土) 22 26 55 ID s5qFM92+ 【第8章(2) 激戦、中央螺旋の塔】 DGに行くには一度中央塔を登らなくてはならない。 警備ロボット、浮遊機雷、暴走したブラックウィドー等を破壊し、どんどん登っていくと、 WRO隊員の死体の山を築いてロッソが待っていた。 胸に穴を空けられたのに生還したヴィンセントにそれでも人間か、と問うロッソ。 ヴィンセントは「お前らよりはな」と返す。するとロッソは笑い始める。 自分達はとっくに人間ではないと。 歪んだ人間によって作り出された、強さのみを求められた存在、だから強さを 証明するために戦う、星から全ての命が無くなるまで。 「だから・・・アナタも殺すわ・・・ねぇ、もう十分に生きたのでしょう? 今度こそ生き返らないように・・・細切れにしてぶちまけてあげる!!」 そう言うとロッソはヴィンセントに襲い掛かった。 倒すと、ロッソは自分より強い存在がいたことに衝撃を受ける。そして 「アンタなんかに倒されてあげない」と言い塔から身を投げた。 塔を登った先には荒廃した神羅ビルがあった。シェルクからの通信で、DGへの道は ビルの中にあることがわかる。 早速先に進もうするが、再びカオスが暴走しかけ、胸を押さえて苦しみだす。 何故今頃になって、と戸惑うヴィンセントに対し「本当に何も知らないのですね」と シェルクは言う。胸に埋め込まれていたエンシェントマテリアを奪われたことにより、 ヴィンセントは非常に不安定な状態になっているらしい。 そしてカオスはヴィンセントの中にある他の魔物とは全く異なる存在であると言う。 「カオス・・・混沌をもたらすもの・・・」 シェルクの声と口調がルクレツィアのものへと変わっていく。 「それはこの星が終わるときに現れ、全ての命を集めるオメガのために命を刈り取るもの それがカオス・・・あなたの中に宿ってしまったもの・・・ごめんなさい。 でも・・・カオスに負けないで・・・私はあなたに・・・」そこで通信は途切れた。 その頃シエラ号はトラブルに陥っていた(通信が途中で切れたのもそのせい)。 攻撃を食らっていないのにエンジンの出力がどんどん落ちていく。 シェルクがエンジンルームを見に行くと、黒いオーラでエンジンが破壊されていた。 そこにネロが姿を現す。オメガ誕生にもう少し命が必要だったため、 調達に来たのだと言う。 エンジンルームにいた人達は1人残らず消えていた。シェルクは、「一度受けてしまった 頼みを『反故(ほご)にするのは気持ちが悪い』ということが分かった」と言い ネロに武器を向けた。 225 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/11(土) 22 28 21 ID s5qFM92+ 【第9章 栄枯盛衰、神羅ビル】 すっかり荒れ果てた神羅ビル内部を進んでいく。道が分からないのでシェルクに 電話を掛けてみるが、つながらない。 訝しく思っていると、電話が掛かってくる。相手はクラウド・ティファ・バレット だった。3人曰く、シエラ号と連絡がとれないらしい。 シドとリーブなら大丈夫だろうし、自分たちも問題ないから心配するな、と言われる。 3人からの応援を受けて、さらに先に向かう。 DGに行くにはひたすらエレベーターで地下に向かえばいいらしい。 ティファに送ってもらったビル内部の地図を見ながらいくつもの エレベーターを乗り継いでいくと、目の前にアスールが立ちはだかる。 殺し合おうぞ、そう言うとアスールは襲い掛かってくる。 下降していくエレベーターの上で戦うことに。 倒すと、「やはり殺し合いは殺し『合い』で無ければ楽しくない」と言って 巨大な化け物に変身。再度戦い、倒すがまた復活。ヴィンセントはエレベーターの 手すりに思い切り叩きつけられる。 その時再びカオスが覚醒。アスールが使っていた巨大なキャノン砲を軽々と 持ち上げると、その砲身でアスールの体を串刺しにしたうえ衝撃波で吹っ飛ばす。 貴様の方が我より化け物だったようだな、そう言い残すと、アスールは奈落の底へと 落ちていった。 なかなか元に戻らず、暴れまくるヴィンセントを頭上からネロが見ていたが、 手を出さずに去っていく。去り際、ネロはシェルクの携帯を落としていった。 暴走が止まった後、気を失ったヴィンセントの脳裏に30年前の記憶が蘇る。 神羅屋敷の研究室で、ヴィンセントは緑色の液体で満たされたポッドの中に 入れられていた。 「ヴィンセント・・・もうすぐここから出られるわ」とルクレツィアは ヴィンセントに語りかける。 そこに宝条がやってくる。宝条は、ヴィンセントを実験台にして 自分の理論を証明しようとしているのだろう、と言ってルクレツィアをけなす。 「まぁ死んでからも惚れた女の役に立っているんだ、その男も幸せだろう」 そう言うと宝条は笑いながら研究室を出て行き、1人残された ルクレツィアは泣き崩れる。 「ち・・・違う・・・実験なんかじゃ・・・私は・・・」 目を覚ますと、エレベーターは既に最下層に到着していた。目の前にはDGの 入り口である巨大な扉があった。 ふと周囲を見回すと、シェルクの携帯の存在に気付く。 「シェルク?」ヴィンセントは呟くと携帯を拾い上げた。 そして扉がゆっくりと開き始める。 311 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/17(金) 17 46 03 ID 6JIXc7MX 【第10章 深き神羅の闇】 DC内部には廃墟となった街並みが広がっていた。入り口のある外壁部分から トロッコに乗って零番魔晄炉の近くまで行く。 進路を妨害するDGSを倒して進んでいくと、突然ヴィンセントの周りを闇が覆う。 そのまま闇に飲まれそうになるが、どこからか聞こえてきたシェルクの声に導かれ、 脱出に成功する。 シェルクは闇の中にいた。シエラ号でネロとの戦いに敗れ、取り込まれてしまったらしい。 自分の周囲にバリアを張って、完全に闇に取り込まれるのは防いだけれども 魔力に限界がきてバリアが崩壊しかける。 どうせ死ぬだけ、大した意味は無い、と呟くシェルクに、体内のあるルクレツィアの 記憶の断片が干渉。シェルクはルクレツィアの過去を見る。 ルクレツィアにはグリモア博士という共同研究者がいて、一緒にカオスとオメガの 研究をしていた。 ルクレツィアはグリモアをとても慕っていたが、実験中にカオスが暴走し、 ルクレツィアをかばったグリモアの腕にカオスの因子が付着してしまう。そのせいで グリモアは死亡。 死の間際グリモアは、「息子に、ヴィンセントにすまないと伝えて欲しい」と言い残す。 グリモアはヴィンセントの父親だった。 泣き崩れるルクレツィアに対してシェルクは、大丈夫、星に環っただけだから また会えると語りかける。それは、小さい頃母親が死んで悲しむシェルクに対して シャルアが言った言葉だった。 姉の事を思い出すシェルクの前にシャルアの幻影が現れる。 「もう星に環っていいかな?」とシャルアは問いかける。 駄目だと言うシェルクの頭を撫でながら、「大丈夫、また会えるよ」とシャルアは 優しく言った。 気付くとシェルクの頬には涙が伝っていた。 312 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/17(金) 17 46 52 ID 6JIXc7MX 一方、闇から脱出したヴィンセントはさらに先に進んでいた。魔晄炉の入り口に 到着すると、目の前にネロが現れる。 ヴィンセントはどちらかと言えば自分達寄りの存在だと思って放っておいた、けれど これ以上兄さんの邪魔をするなら消去する、と言うネロ。ネロはヴァイスの弟らしい。 両手と背中に生えた人工翼で4丁の拳銃を操り攻撃してくるネロ。倒すと、 ヴィンセントを闇へと引きずり込む。本来ならそのまま完全に闇に飲み込まれてしまう はずだが、ヴィンセントには闇が効かなかった。 バリアが崩壊寸前になっていたシェルクを見つけ出し、拾った携帯を返して一緒に 脱出する。 闇から脱出した2人を見てもネロはそれほど驚かなかった。カオスの力も闇に 属しており、同じような力であるネロの闇は効かないらしい。 ネロは再びヴィンセント挑みかかろうとする。その時、瓦礫の山の上から ユフィが登場する。 しかしネロはやる気満々なユフィを完全無視して 「兄さんが呼んでる・・・」と呟きつつ何処かへ行ってしまう。 ヴィンセントも倒れてしまったシェルクの方を気にして完全無視。 おーい無視すんなーと言いつつ瓦礫から身を乗り出したユフィは足を滑らせて落下。 顔から豪快に地面にダイブ。 そんなユフィを見てヴィンセントは盛大に溜息をついた。 313 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/17(金) 17 47 50 ID 6JIXc7MX ヴィンセントは倒れたシェルクを魔晄ポッドの中に入れて休ませた。 (シェルクは魔晄を浴びていないと生きていけない体質) ユフィとヴィンセントはさらに先に進むことに。 ヴィンセントはこのまま魔晄炉に潜入し、可能ならばヴァイスとネロを倒し、 その隙にユフィは中心部に侵入して炉を止めることに。 シェルクは再びルクレツィアの過去を見る。 ルクレツィアはヴィンセントに対し、自分とグリモアの関係を隠していた。 しかしある日、ヴィンセントは研究室でグリモアのデータを偶然見て、 2人の関わりを知ってしまう。 それ以来罪悪感からルクレツィアはヴィンセントを拒絶するようになり、 逃げるようにして宝条と結婚してしまう。 ヴィンセントは父の死について責めるつもりは無く、ただルクレツィアの笑顔が 見たいとだけ思っていた。 しかしルクレツィアはヴィンセントの前で笑わなくなった。 「彼女が幸せなら、構わない。」そう考えたヴィンセントは身を引いた。 シェルクは部屋を出て行こうとするヴィンセントを呼び止め、 何故戦うのかを問う。 「正直良くわからんな」そう答えるとヴィンセントは部屋を出て行った。 397 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/21(火) 20 24 54 ID xdrAz7M4 【第11章 始まりの魔晄炉】 魔晄炉内部にはたくさんのDGSがいた。しかもそのほとんどは バリアを張っていて銃が効かないので、殴ったり魔法を使ったりして撃退していく。 中央部に到着し、先に潜入していたユフィと合流する。 中央部の一番奥でヴァイスを発見する。しかしヴァイスは死んでいた。 驚く2人の前にネロが登場する。 オメガを身に宿すことで、ヴァイスはまもなく復活するらしい。 「あぁ、やっと兄さんが目覚める。『あの男』に話を聞いてからここまで、 とても長く感じました」 『あの男』とは誰なのか問おうとしたその時、今まで微動もしなかったヴァイスが 突然呻き声をあげる。その声に呼応するように魔晄炉が光に包まれ始める。 ヴィンセントとユフィはヴァイスに武器を向けるが、ネロによって闇に 引きずり込まれてしまう。 闇の中でユフィは頭を抱えて苦しみだすが、ヴィンセントによって助け出される。 闇の中には今まで取り込まれて死んだ人達の「死の想念」が漂っており、 それがユフィを苦しめたものの正体だった。すっかり弱りきって動けなくなった ユフィを休ませて、ヴィンセントはネロに単身戦いを挑む。 「兄さんの目覚めは邪魔させない」そう言うと、ネロは蜘蛛のような形状の メカに乗って襲い掛かってきた。 倒すと、ネロはフラフラになりながらもヴァイスの所へと向かう。 それを追いかけて再び中央部に戻ると、既にヴァイスは復活してしまっていた。 「やっと・・・会えた・・・兄さん・・・。」そう呟きながら ヴァイスに近づくネロ。 しかしヴァイスは、「お前は用済みだ」と言うと手刀でネロを刺し殺し、 ヴィンセントの方に向かってくる。銃で攻撃するが、 「無駄だ」と言いつつ全て弾いてしまう。 398 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/21(火) 20 25 52 ID xdrAz7M4 ヴィンセントがカオスと同化しているように、ヴァイスもオメガと同化してしまった。 しかもオメガはウェポンの中でも特別な存在であり、滅ぼせるものは存在しない。 カオスもウェポンの一種であるがオメガよりも下位の存在で、ヴァイス曰くオメガの 敵ではないらしい。 「ふっ、しかし、ヴィンセント・ヴァレンタイン。お前とは、つくづく腐れ縁だな」 とヴァイスはヴィンセントの事を知っているような発言をする。 「くくくっ、分からんか?私は3年前、世界中のネットワークに自らの断片 ・・・そう私の頭脳・・・知識と思考のデータ、それをバラまいた。そして、 ネットワークに散らばり生き続けた私の断片は、メテオ災害をも越え 再び復活したネットワークと共に1つに再構成された。 ふっ、これは新たなリユニオンだと思わんかね?」 ヴィンセントは驚きの表情を浮かべる。 「まさか・・・お前は・・・」 「かっ・・・ははははははは!そうだ!私だ!宝条だよ!ははははははははは!」 ヴァイスの顔と声に宝条のそれが重なる。 宝条は今までのいきさつを語り始める。 元々宝条はルクレツィアの提唱した「カオス・オメガ理論」を全く信じていなかった。 しかし3年前の戦いでヴィンセントがカオスに変身したのを見て、 理論が正しかったことを知る。 そして宝条は、ヴィンセントがカオスと同化できたのなら、 自分がオメガと同化して凄い力を手に入れることも可能なのではないか?と考え、 それを実現するために行動を開始した。 399 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/21(火) 20 26 41 ID xdrAz7M4 オメガもカオスも、普通の人間とは比べ物にならないような強靭な肉体でなければ 宿すことが出来ない。(ヴィンセントは宝条の改造手術によってその下地が出来ていた) そこで宝条はこの星で最も強い人間が集まっているであろう場所であるDG、 そしてDGで最も強いヴァイスに目を付けた。 実はヴァイスはかなり前に死亡しており、ネロは兄を復活させるために宝条に協力し オメガ誕生のために色々と活動していた。(ネロが言う『あの男』とは宝条のこと) しかし宝条はネロが気付かないうちにヴァイスの思考を奪ってしまった。 オメガは清浄なライフストリームから生まれるため、世界中から 「清き人間」を選別し、魔晄炉に落として純粋な魔晄を大量に作り出し、 さらにオメガ制御のために必要なエンシェントマテリアをヴィンセントから奪って ヴァイスの体の中に埋め込んだ。 その結果オメガは無事ヴァイス(in宝条)の中に宿った。 私は人類史上最高の天才だー、と自分に酔ってる宝条に切れたヴィンセントは 銃を向けるが、簡単に倒されてしまう。カオスに変身しても全く相手にならない。 そこにルクレツィアの幻影が現れる。その正体はシェルクの精神体だった。 ルクレツィアの記憶を大量に体の中に取り込んだシェルクは、 半分シェルク、半分ルクレツィアといった感じの存在になっていた。 ルクレツィアの幻影(シェルク)はヴィンセントに必死に語りかける。 「カオスに使われるのではなく、カオスを使うの!あなたは人として・・・!」 しかしヴァイス(in宝条)が放った衝撃波にかき消されてしまう。 400 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/21(火) 20 27 37 ID xdrAz7M4 止めを刺そうとヴィンセントに向けて衝撃波を放つヴァイス(in宝条)。 しかしヴィンセントはそれを片手で受け止める。 ヴァイス(in宝条)に埋め込まれているエンシェントマテリアの力を横取りする形で、 不完全ながらも人間の姿のままカオスの制御に成功する。 しかし所詮はカオスの力を引き出しただけ、私の敵ではないとのたまう ヴァイス(in宝条)にヴィンセントは再び銃を向ける。 「宝条、ごたくはたくさんだ。腐りきった縁(えにし)・・・これで、終わりにしてやろう。」 先ほどと違って互角以上に戦うことが出来、遂に倒す。 負けたことが理解できない宝条の前に、ネロが魂だけの存在となって現れた。 殺された直後、ネロの魂はヴァイスの体に憑依した。闇の力を持つネロは オメガには適さない穢れた人間であり、それが憑依したことでオメガの力が 上手く引き出せなかったらしい。 しかもこのままネロが憑依しているとオメガが制御できなくなり、宝条自身も 消滅してしまうらしい。 さらにネロの呼びかけによって本物のヴァイスが目覚めてしまう。 ヴァイスは宝条を完全無視してネロの魂を自分と融合させると、魔晄炉へと 消えていった。宝条もまた断末魔の悲鳴を残して消滅した。 ヴァイスの胸に埋まっていたエンシェントマテリアは魔晄炉へと落ちていった。 401 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/21(火) 20 28 23 ID xdrAz7M4 補足:カオスとオメガについて カオスもオメガもFF7本編で登場したウェポンの仲間だけれど、役割は全然違う。 星が寿命を迎えた時、オメガは清らかなライフストリームから、カオスは 穢れたライフストリームから生まれる。 カオスは星中の全ての生物を滅ぼしてライフストリームの中に還し、 オメガは全てのライフストリームを吸収する。 ライフストリームを吸収し終わったオメガは宇宙へと飛び立ち、 宇宙の何処かで再び命を循環させる。 グリモアとルクレツィアはこれを「カオス・オメガ理論」と名付けて 研究していたけれど、多くの人がただの妄想だと思い、 あまり相手にしていなかったらしい。 462 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 36 49 ID 1nH2EhUa 406が指摘してくれた通り、ヴァイス(in宝条)じゃなくて宝条(inヴァイス)が 正しかった。 見た目がヴァイス、中身が宝条なんで。 んじゃラストまでいきます。 【最終章(1)オメガとカオス】 1人残されたヴィンセントの所に元気になったユフィがやってくる。 全て終わったことを喜ぶ2人。しかし突然魔晄炉の中からライフストリームが溢れ出す。 ユフィをかばったヴィンセントはライフストリームを大量に浴びてしまう。 ライフストリームはDGを突き抜け、空へと上昇していく。 そしてその中からオメガが誕生してしまう。 それに呼応するように、ミッドガルに残る全ての魔晄炉が稼動し、ライフストリームを オメガに供給し始めた。 オメガの影響を受けたせいで、ヴィンセントの中のカオスも覚醒してしまう。 完全に理性を失ったヴィンセントはオメガに向かっていくが、オメガの周囲に張られた 結界に弾かれる。 一部始終を見ていたシェルクはヴィンセントを助けようと行動を始める。 ルクレツィアの記憶に影響を受けているうちに、シェルク自身もまた ヴィンセントのことを救いたいと思うようになっていたらしい。 ヴィンセントが理性を保てないのはエンシェントマテリアを失ったから。 エンシェントマテリアは零番魔晄炉の中に落ち、今はオメガの体内にある。 オメガの内部は多くの人の命が絡み合っていてネットワークに近い構造になっており、 シェルクはSNDを行って自らの精神をその中にダイブさせ、エンシェントマテリアを 奪還しようとする。 精神体となってオメガ内部を飛び回り、エンシェントマテリアを見つけ出すシェルク。 エンシェントマテリアを手に取るとオメガから飛び出し、カオス化した ヴィンセントの元へと一直線に向かっていき、そのまま体当たりして胸に エンシェントマテリアを埋め込む。 さらにシェルクは自分の中にあるルクレツィアの記憶、ヴィンセントが知らなかった 30年前の真相を見せる。 463 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 38 25 ID 1nH2EhUa ルクレツィアはヴィンセントが宝条に撃たれるのを偶然目撃する。 ほとんど意識を失いかけて、うわごとのようにルクレツィアの名を呼ぶヴィンセント。 その姿を見てルクレツィアは言葉を失う。 グリモアを死なせてしまった罪悪感からルクレツィアはヴィンセントを拒絶していたが、 本当はヴィンセントのことを愛していた。 ルクレツィアはそんな自分の気持ちに気付いていなかった。 瀕死のヴィンセントを見て、ようやく自分の気持ちに気付いたルクレツィア。 しかし既に遅く、ヴィンセントは宝条の改造実験によって死んでしまう。 ルクレツィアはヴィンセントを助けたい一心であらゆる実験を行うが どれも上手くいかなかった。早く何とかしないと体組織が崩壊して元に戻せなくなるため、 焦ったルクレツィアは、カオスをヴィンセントと同化させる。 その結果蘇ったヴィンセントは、理性を失った化け物に変わり果てていた。 暴れるヴィンセントを見て、ルクレツィアは酷くショックを受ける。 ヴィンセントを何とか元に戻そうとして、エンシェントマテリアを使う。 エンシェントマテリアはかつてグリモアが発見したもので、 オメガとカオスを抑える力を持っていた。 しかし実験はなかなか上手くいかず、ルクレツィアは苛立ちを募らせる。 「自分に惚れた男を実験台にするなんてお前も根っからの科学者だな」という 宝条の言葉がルクレツィアを精神的に苦しめる。 さらに自分の体を人体実験に使用した際に体に残ったジェノバの細胞に体を蝕まれ、 何度も倒れてしまう。 (ヴィンセントが宝条に詰め寄っていたのはルクレツィアが 倒れた件について問いただすため。その結果逆ギレした宝条に撃たれてしまった) 産まれた息子のセフィロスとは宝条によって引き離される。 様々な出来事で精神的にも肉体的にもボロボロになったルクレツィアは 自分がもう長くは持たないことを悟り、せめてヴィンセントのために役立てたいと 自分の記憶や思考をデータ化してネット上に残し、失踪した。 464 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 39 24 ID 1nH2EhUa ヴィンセントの精神世界の中にルクレツィアが姿を現す。 ルクレツィアはヴィンセントに対し、自分は断片化された記憶が作り出した 擬似的なもの、「本当のルクレツィア」は壊れてしまった、と悲しげに笑いながら言う。 カオスに意識を奪われているせいか、ヴィンセントはうつむいたまま何の反応も示さない。 反応が無くてもルクレツィアは必死に語りかける。 「私は・・・あなたに生きてほしかったんだ。自分の気持ちに気付いてしまったから。 でも・・・こんなんじゃ、違うよね?ごめんね。私、失敗ばっかだね。 なんか、いっぱい苦しめちゃったね・・・ごめんね」 何度も謝罪するルクレツィア。 「あなたが生きていて・・・よかった・・・」 そう言い残すとルクレツィアは消えてしまった。 その直後、ヴィンセントは目覚める。 「ルクレツィア!」ヴィンセントの叫びに答える声は無かった。 エンシェントマテリアの力と、ルクレツィアの本当の思いを知って迷いが断ち切れたのか、 ヴィンセントはカオスの力を完全に使いこなせるようになった。 再びDGに舞い降り、シェルクを助け出す。 精神体で飛び回ったり、ヴィンセントに記憶を見せたりして疲労はしていたが、 シェルクは無事だった。 「この戦いが終わったら、今度は自分の気持ちをルクレツィアに伝える」 そうシェルクと約束すると、ヴィンセントは翼を羽ばたかせて再び飛び立った。 (この辺から最後まで、ずっと姿はカオスのまま) 465 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 40 44 ID 1nH2EhUa オメガの周囲には強力な結界が張られていて近づくのは容易ではなかった。 しかし地上の仲間達がヴィンセントに力を貸す。 オメガに供給されるライフストリームの流れを剣で断ち切るクラウド。 体術でDGS達をなぎ倒すティファ。 ガトリングガンを乱射しながら「遠慮せずにブッ倒しちまえ!」とヴィンセントに 声援を送るバレット。 無事だったシドは魔晄炉を爆破し、悠然と煙草をふかす。 同じく無事だったリーブとWROの人達、零番魔晄炉から脱出したユフィも他の魔晄炉 を爆破して歓声を上げる。 皆、遥か上空にいるヴィンセントを見上げ、声援を送る。 「フッ・・・仕方がない、世界を救うとしよう」 そう呟くとヴィンセントは一直線にオメガに向かって突っ込んでいった。 仲間達がライフストリームの供給を止めたおかげで結界が弱まり、突き破ることが出来た。 そのままオメガの体内に入り込み、オメガを守る魔物達を倒しつつ、最深部へと突入する。 【最終章(2) 混沌なる終わりに光あれ】 オメガの最深部はガラスの様に透き通った地面と青空がどこまでも広がる 不思議な空間だった。 姿を現した巨大な球状の「オメガコクーン」を倒す。 オメガコクーンは崩壊するが、その中から人影が現れる。 その正体は零番魔晄炉に消えたはずのヴァイスだった。 宝条は消滅したが、ヴァイス本人は消滅していなかったらしい。 ヴァイスはカオスを制御しているヴィンセントともほぼ互角に渡り合う。 埒があかないと判断したのか、ヴァイスはオメガと同化して襲い掛かってくる。 倒すと、ヴァイスは地面に飲み込まれるようにして消えていった。 466 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 41 33 ID 1nH2EhUa 【エンディング】 オメガと同化したヴァイスは倒したが、オメガそのものは宇宙に飛び立とうとしていた。 オメガが飛び立てば星の命は全て失われてしまう。オメガの体内から 飛び出したヴィンセントは、自分の身を盾にしてオメガを止める。 その結果、オメガの体は弾け飛び、その破片はライフストリームの粒となって 雪のようにミッドガルに降り注いだ。 ライフストリームの粒は墜落していたシエラ号の残骸に埋もれた、 壊れた治療用ポッドの中で眠り続けるシャルアにも降り注いだ。 オメガを受け止めるのに力を使い果たしたのか、ヴィンセントの体は 赤い光になって消えてしまった。 それから1週間後、仲間達はヴィンセントの行方を捜していたが、見つからなかった。 でも死んだとは全く思っていないらしい。 シェルクは、「最後に会った時に交わした約束を覚えているなら、彼女に自分の思いを 伝えて」と、届くかどうかも分からないメールをヴィンセントの携帯に送る。 467 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 42 34 ID 1nH2EhUa それから少し時間が経って。 無事だったヴィンセントはルクレツィアが眠る洞窟にいた。 カオスはヴィンセントの体から抜けて、オメガと共に星に還った。 もう大丈夫だ、とルクレツィアに告げるヴィンセント。 「それと・・・ありがとう。私は、まだ生きている」 そう言い残すと、ヴィンセントは洞窟を後にする。 眠り続けるルクレツィアの目から、一粒の涙が零れ落ちた。 洞窟の外では、シェルクが待っていた。 その姿を見て、ヴィンセントは一瞬驚いた後、かすかに微笑む。 皆、ヴィンセントの帰りを待ちわびているらしい。 「なぜ、私が呼びにいかされるのでしょう・・・。 まぁ・・・どうでも、いいんですけれどね」 そう言うと、シェルクはニッコリと微笑んだ。 (「どうでもいいんですけれど」はルクレツィアの口癖で、それがシェルクにうつっている) 468 FF7DC ◆l1l6Ur354A sage 2006/02/25(土) 20 43 59 ID 1nH2EhUa 以上で終わりです。 ゲーム内ではシャルアの生死は不明になっているけれど、攻略本の 開発者インタビュー曰く生きてるっぽい。